で、ここしばらくで読んだのがこの本です。
最初に断りされているののが、一言コメントに書いたことなんですね。
書評だったら、紹介する本の評価であるべきだけど、彼女が書いたのはその本から読み取ったことと派生するお話。だからエッセイ。
この本で取り上げている本というのは、彼女の感性、または作家としての何かが面白いと思う本で、曰く万人向けではないのですが、自分でも読んでみたいと思わせてくれます。
紹介の本の一つに、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』(徳間書店刊)があります。
おものだちの中にも全巻持っている方もおられると思います。
ここで話の中心はナウシカの愛情です。
暴走する王蟲を止めようというシーンがありますが、
彼女は、「ナウシカの愛は”博愛”だのなんだのっていう言葉の範疇におさまるものではない。どっちかと言えば、”無茶”である。」とまとめ、それゆえ、自分や他の人間の生命を危機にさらしてでも、無茶を通して、殺すは嫌だという。そして落ち込んでいく。
人間たるものがおもちえない感覚だと思います。
細かいことはかけないけども、彼女が書いていることをみると、
何故私は色眼鏡で原作本を忌避していたのかと反省しましたよ。多くの友人たちがこの本を読んでいたというのにね。
もっと広い目をもって読んでいきたいですね。
-
購入金額
580円
-
購入日
不明
-
購入場所
bibirikotetuさん
2012/03/09
Nao-Rさん
2012/03/09
私が読んだのは、素子=そし そりゃデバイス・・・
はにゃさん
2012/03/10
少佐のほうですか
Nao-Rさん
デバイスに見えますよね。
ちなみに彼女が書いた本「結婚物語」「新婚物語」の中に登場するキャラですが、
父:原 力 (ちから)
母:原 光子
本人:原 陽子
妹:原 粒子 (りゅうこ)
父の母:原 かく
ってのがあります。
原家の名前は核物理ばっかり。陽子は作者のコピーみたいなもんですが、
良くもこんな名前付けたって思いますよ。