付属品全なし、未チェックジャンクという扱いだったのですが、確かに出荷状態の添付品は一切なかったものの、写真にあるLVD対応ケーブルが同梱されていたのです。
このケーブルはUltra 320 SCSIを正式サポートしていて5デバイス対応、しかもターミネーターも付属しているというもので、当時これを新品で買おうと思ったら少なくとも5,000円以上は払う必要があったでしょう。LVD対応ターミネーターだけでも結構な高級品でしたからね。
ASC-29160LPの方は、型番に「ASC-29160」とあるものの、無印のASC-29160とは大きく異なり、コネクターは内蔵側・ブラケット側に各1つずつしかなく、SCSIブリッジ機能などもなかったため、LVD対応デバイスだけで構成しなければSingle-Ended機器の方に上限速度を引っ張られるという制約がありました。おそらくLVD対応のテープデバイス等を接続するというのが主目的だったのではないかと思われます。
それでも他に同世代のホストアダプターを持っていなければ活用の余地もあったのでしょうけど、LSI Logic製品を筆頭にUltra 160 SCSI対応のホストアダプターはいくつか使っていましたので、この製品を使う余地は結局なく、ケーブルを使っただけで終わってしまいました。
今でもこのボードは手元に残っていますが、多分今後も使われることはないものと思います。
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購入金額
300円
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購入日
2006年03月01日
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購入場所
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