これは、道宝というものです。
何に使うかわかりますか?
本来は桜材でできた、ただの木片ですが、
この品はちょっとお洒落に、
裏側に箱根寄木細工がほどこされています。
この品、実は弓道の用具の一つです。
弓には、皆さんご存知のとおり弦があります。
そこに矢を番(つが)えるわけですが、
もともとの弦は、細すぎて矢がするする抜けてしまいます。
そこで、弦を太くするために中仕掛けというものを作るのです。
その作り方が、またなかなか大変。
おぐすという麻の糸を巻きつけて作るんです。
当然、しっかり作るためには膠などの接着剤で固める必要があります。
しかし、うまくやらないと、ぼわんぼわんになってしまいます。
そこで登場するのが、この二本の木の棒です。
これで、ぎゅっと圧力をかけて形を整えるます。
なお、名前の由来は
吉田流始祖 吉田重賢(号は道宝)
からきているそうです。
けして、これを持って
火の用心!マッチ一本火事の元!
とかやってはいけませんよ(笑)
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購入金額
1,500円
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購入日
2004年03月06日
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購入場所
朝日弓具
CLWさん
2012/03/06
弓道は殆ど、見たことも有りません。・・・昔、高校にも有ったような・・・
空手以外は武道は、接したことがありません。(*^_^*)
TakOnuさん
2012/03/06
空手やっていたのですか!!
もしかしてコンクリートブロックとか割れてしまったり?
確かに弓道って、意外とやってる人はいるけど
やってない人はとことん縁のない武道ですよね。
ちょっと、中仕掛けを作るやり方ぐらい写真にとって載せればよかったですね。
といっても、今は弦は足りてるのでこれでもどうぞ。
どういう作業をやっているのかは、きっとわかります!
http://wkd.main.jp/nakajikake.html
ふじしろ♪さん
2012/03/07
格好いい…。
もうあの立ち姿だけで格好いいです。
でもやっぱり、お道具はわかりません(笑)
TakOnuさん
2012/03/07
やってるんですよ。
なのでコスプレ衣装もあります(違)
R-O-G-Eさん
2012/03/09
通常はただの木片なんですけどね~。
TakOnuさん
2012/03/09
そうなんですよ。こういうのもあるんです。
みなと同じものにしたくなくて、これを買ってしまいました。笑