私は福島原発の放射線は大して気になっていないが、ブームに便乗して購入することにした。
30年程度前の古いものだが、デッドストックとして倉庫に眠っていたので一応新品らしい。
金属の部分は多少錆が見られるが、思っていたよりも状態は良かった。
目盛はレントゲンで振ってあるため、Svに換算するには計算が必要である。
β線、γ線の計測が可能。まぁ古いので精度はキニシナイ。
GM管の着いたプローブを取り付けるためのアルミ製の棒と、水や泥の線量を測るときにプローブに被せるビニール製の使い捨てカバー、メータのイルミネーションに使われている豆電球の替え玉も付いてきた。
私はロシア語は全くわからないが、有志が英語に翻訳したマニュアルがネット上に転がっているため、多少の英語力があれば使い方や回路図、キャリブレーションの方法がわかる。
電池は特殊なサイズだが、金属の棒を削ってスペーサーを作れば単三電池3本で動作する。
oafjy.jpg
クリック音を聞くためのヘッドフォンと外部バッテリ用の電源コードも付属する
肩掛け用のストラップがついていて、これを使って計測するとかなり物々しい雰囲気になる。
100均の万歩計を改造してCPMを測れるようにした
アルミの棒を削って自作したスペーサー
メーターは蓄光式になっていて、内蔵の豆電球の明かりの他にも、予め蓄光させておけば光ってくれる。
また、プローブの先端に動作確認用のβ線源を内蔵していて、それがかなり強い。通常は金属で遮蔽されているので気にする必要はないが、プローブの分解の際は注意するべきだろう。
-
購入金額
12,000円
-
購入日
2011年05月頃
-
購入場所
ebay
anzuさん
2012/01/15