処分価格で売られていたのでIYH!しました(;=゚ω゚)=333
■主な仕様
【方式】密閉型
【ドライバ】φ53mm
【インピーダンス】48Ω
【周波数特性】5Hz~30kHz
【コード長】直線プラグ3.0m(片出し)
【製品ページ】
https://www.audio-technica.co.jp/atj/show_model.php?model...
オーディオテクニカの密閉型ヘッドホンのアートモニターシリーズです。
生産終了品ですが、2016.2.8現在、まだ店頭や通販で購入可能です。
しかも、処分品で7000円弱で購入できる場合が多いです。
後継機としてATH-A500Zが登場していますが、実売価格が1.2万円強ですので、現状では、このATH-A500Xはお買い得と言えるでしょう。(ただ、新シリーズではミドルレンジのATH-A700Xの後継機種が撤廃されており、実質500Zが上位の700Xを包括していると言えるのかも知れません)
自分としては歴代アートモニターシリーズを使用しており、学生時代からかなり長い間愛用しています。
1998年にバイト代で買った18年選手のATH-A9X(現役です)
ATH-A55のOEM品(これも10年選手で現役です)
その他、ATH-A7XやATH-A900X、初期のオープンエアタイプATH-AD700等を所持しています。
■主観の入ったアートモニターシリーズの特徴
【アジャストフリーな3D方式のウイングサポート】
頭に合わせて長さを調整してなくても、カポッと嵌められる3D方式のウイングサポートにあるでしょう。着け心地は個人差がありますが、以前からかなり気に入っています(;=゚ω゚)=333 但し、安価なAVヘッドホンしか知らない人がアートモニターシリーズを付けると、首が曲がりそうなくらい重く感じると思います(^^;
【上位グレードほど周波数特性は広く鋭い音に】
昔の国内オーディオメーカーに多かったような松竹梅のラインナップがあり、同社ではローエンドの5シリーズ、ミドルレンジの7シリーズ、ハイエンドの9シリーズが存在します。当然、価格も9シリーズが高くなり、カタログを見ると周波数特性(特に高域)も5・7・9の順番に広くなっていきます(^^;
但し、必ずしも9シリーズの方が音が良いとは言えません。高域が出るのですが音が鋭くなる傾向があり、高音の強いソースでは結構ストレスになります。恐らく、同社のヘッドホンの音が苦手な人はこのあたりに起因するのだと思います。(カセットテープとか旧来のアナログソースだと良い感じで聴けたのですが・・・)
そう言う方の場合は下位モデルの方がお勧めできるでしょう。
【交換部品は長期間入手可能】
1998年頃、自分が高校生のときにバイト買ったATH-A9Xは修理自体は不可ですが、イヤーパッド等の交換パーツは未だに購入することができ、今でも現役で使えています。
【下位モデルはイヤーパッドの劣化が早い】
これは同社に限ったことではありませんが、低価格なAV用ヘッドホンはイヤーパッドのビニールの部分が破けてきます。アートモニターシリーズの下位モデルも破れやすい印象はあります。使用経験上、毎日使う場合で下位モデルなら2-5年、上位モデルで5年と言ったところです。
■外観レビュー
化粧箱。本体が大きいため、それなりに大きいです。
化粧箱の裏面
スペック部分の拡大
内容物
・ヘッドホン本体
・3.5mm-6.3mm変換プラグ
・保証書
・取扱説明書
ヘッドホン本体
側面
大きなハウジング
調整不要なウイングサポート
イヤーパッドはほぼタイヤ型。
(僅かに出っ張っているところがあります)
ケーブルは布張りです。
プラグは3.5mmですね。標準への変換プラグ付
■音質(主観100%ですw)
まだ、先ほど箱から出したばかりの新品なのでノン・エージング状態なので簡潔に書いておきます。
・中華?ヘッドホンアンプ
・スマートフォン(ASUS Zenfone Selfie)
ジャズ・クラシック系だと落ち着いたしっとりとした音。ピアノの艶はあまりないです。
ポップスだとボーカルよりベースが前に出てきます。
音像・音位はあまりはっきりしません。広がる音ではなく近くの音という印象。
スマホだとヘッドホンアンプに比べると、低音の量はともかく質でなまる印象です。
スマホでしっかりした低音を鳴らすには出力不足かも知れません。ポタアンが欲しいかも。
高域はしっかりと出ています。ただ、A9Xに比べるとずっと大人しくドン・シャリのシャリが好きな人には若干物足りないかも知れません。その分、ストレスを感じにくい音ですね。
上記の旧モデルのローエンド機種のATH-A55とも音の傾向が異なります。A500Xは低音の量感が増えたという印象ですね。
エージング後、どのように変化したのか追記予定です。
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購入金額
5,400円
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購入日
2016年02月06日
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購入場所
日本橋の電気屋
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