作者の母の手記などをもとに、芸妓であった叔母達や、戦前の満州を鮮やかに描いています。
大正末期に、満州へ向かった置屋の一行。
その中に、幼い咲子と梅子の姿があった。
芸妓として育てられる咲子、
片手が不自由のため、家事等をこなす梅子。
後に満州で生まれた初子。
三人の生活と、波乱の現実が絡み合って、立体的に
その時代が見えてきます。
梅子さんの性格が、読んでてホッとするなー。
生活で苦労しても、夫の浮気で苦労しても、ニコニコ頑張って、
他に敵を作らない…。
見習いたいけど自分には無理だとも思うw
家族史かといわれると、「フィクションの部分が多い」そうですが、
竹宮さんのルーツ的なものも知れて面白いですよ。
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購入金額
200円
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購入日
不明
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購入場所
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