本編は「図書館革命」で終わってますが、別冊Ⅰは「図書館革命」で堂上と郁が付き合い初めてからエピローグの間のストーリーになってます。
ようやく2人が付き合いだしたわけなんですが、いきなりのバカップル状態に笑うしかなかったですね(^_^;)
しかし、そこはやはり図書館戦争なんで甘い話ばかりではなく、クレーマーや子供への虐待など内容はシビアなところがありますね。
私的に気に入ったのは第5章の「シアワセになりましょう」で、良化委員の推奨語を巧みに使って体制に対して批判的な小説を書く気鋭の作家・木島ジンのエピソードですね。
3巻目の「図書館危機」では”床屋”という表現が良化委員の違反語にあたるという言葉狩り的なエピソードがありましたが、逆に違反語を全く使わずに批判的な文脈にするというアイデアは面白いですね。
現実でもマスコミなどが言い回しのマズイ部分のみをピックアップして言葉狩りをしているのが良く見られますが、木島ジンのような作風にどう対応するのか、考えてみると結構面白いかもしれませんね♪
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購入金額
660円
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購入日
2011年07月頃
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購入場所
かげちゃんさん
2011/11/05
それでも単なるベタアマラブコメじゃないところが良いですよね。
ryo157さん
2011/11/05
コメントありがとうございます。
序盤はベタアマでこのままコレが続くのかと思ってたら、児童虐待などヘヴィなストーリーで不意打ちで来て、図書館戦争らしい重厚な作風は健在だなと思いました♪