例によって無茶な案件を取ってきた社長に振り回されて、主人公と美少女上司が機器設置のために全国行脚します。
元々見積もり時に考慮が漏れていた作業を、既存利益から捻出した稼動だけで対応する、という残念な背景で始まったこの作業、現地での調整が滞りなく進むはずもなく・・・というお話。
僕自身、たまーにハード設置や保守のために、お客様先に出張ることはあるのですが、なかなか毎回想定作業だけでは終わらないものです。
そういえばこっちのサーバも起動しないから見てみてくれないかとか(これはHDDの故障でした)、ストレージサーバに追加で挿すディスクが予定のスロットに入らない、とか(ディスク側のコネクタと筐体側のコネクタが微妙にずれていて、挿さらなかった)。手順書で指定された経路からDBサーバと通信が確立できなくて、現場で急遽DBサーバのバインドアドレスを変更したり、なんてのもありました。現地で「うそー!」てことも、往々にしてあるものです、ね。
カンペキなリハーサル、カンペキな手順書、で、作業できるのが理想なんですけども。
現実には、コストやスケジュール、調整漏れや意識ズレなんかでうまくいかないこともあるものです。
仕切り直しを判断すべきときもありますが、技術と知識で現地対応できることも、やっぱり大切なことだと思うのです。
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購入金額
557円
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購入日
2011年12月頃
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購入場所
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