レビューメディア「ジグソー」

NJM4580より上品

新日本無線のオーディオ用オペアンプ「MUSESシリーズ」の廉価版です。MUSES8820はBJT入力で、姉妹品にFET入力のMUSES8920があります。

更新: 2016/12/30
音質

NJM4580よりも滑らか

聴感上はOPA2134に似ています。NJM4580と比べるともう少し音が滑らかになったような印象です。

 

過渡応答(A=11 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=10kΩ 位相補償なし 10:1プローブのみ接続 ガラエポユニバーサル基板)
過渡応答(A=11 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=10kΩ 位相補償なし 10:1プローブのみ接続 ガラエポユニバーサル基板)

 

(12/30追記)15Ω負荷(セメント抵抗)時の過渡波形を以下に掲載します。

過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)
過渡応答(A=1 Vin=200mVp-p f=100kHz Rfb=0 位相補償なし Rl=15Ω ガラエポユニバーサル基板)

更新: 2016/06/18
使い勝手

cMoyには向かないが……

DIPの2回路品なので、オペアンプをとっかえひっかえするような用途にも最適です(このような用途にはICソケットを二重にすると便利です。金メッキの丸ピンソケットを推奨します)。ユニティゲイン安定です。

 

cMoyアンプ(9V電池)では十分な出力が得られず、歪が出ます。24V駆動では歪が出なくなりますが、ポータブルアンプに使うにはトランジスタや専用ICでバッファを組んだほうが良いでしょう。

更新: 2016/06/18
コストパフォーマンス

OPA2134より高め

値段はOPA2134より少し高めです。しかしオーディオアンプを設計したり、オペアンプを挿し替えたりするときには充分候補に入ります。

更新: 2016/06/18
発熱

発熱は少なめ

24VcMoy回路では、外気温31.4℃に対し36.8℃程度まで上昇しました。

更新: 2016/06/18
アンプ妨害耐性

無信号時は気になるかも

AD00031では電圧が足りないのですが、ノイズ源としてのiPhoneを筐体に接触させて実験したところ10.8mV程度出ました。無信号時には気になるかもしれません。

  • 購入金額

    520円

  • 購入日

    2015年頃

  • 購入場所

    共立電子

7人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (0)

ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。

YouTube の動画を挿入

YouTube の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ニコニコ動画の動画を挿入

ニコニコ動画の URL または動画の ID を入力してください

動画の ID が取得できません。ID もしくは URL を正しく入力してください。

ZIGSOWリンク挿入

検索対象とキーワードを入力してください

    外部リンクを挿入

    リンク先の URL とタイトルを入力してください

    URL を正しく入力してください。

    画像を挿入(最大サイズ20MB)

    画像を選択してください

    ファイルサイズが20MBを超えています

    別の画像を追加

    ZIGSOW にログイン

    ZIGSOW会員登録(無料)はこちらから