2008年に発売された、NEC製 NTTドコモの第三世代携帯電話 (FOMA) 端末
N705iμのレビューです。
スマフォが世の中に登場する前、自分にとっては最後のガラケーとなった機種です。
この時代はまだまだ新しい機種のガラケーが発売されていましたが、このモデルに
満足していたので買い換えませんでした。
その後、スマフォが登場するやいなやガラケーは余り作られなくなり・・・
買い換えようにも買い換えられないと。たぶん中古で白ロムを手に入れるしか
ないんだろうなぁ。
製品特徴
世界最薄(発表時点)の9.8mmボディ。超薄型にもかかわらずおサイフケータイや
FOMAハイスピードに対応しています。
メインディスプレイは3インチのTFT液晶で見やすいし綺麗です。保護用にフィルムを貼って
しまいました。
ダイヤルキーは、いわゆるシートキーなのですが特に押しにくいといったことは無いです。
左側面に付いているボタンは、左から「マナーモード」、「音楽再生」、右に見えるのは
MicroSDスロットです。
右側面には充電、及びUSB接続ケーブル用スロットになってます。MicroSDへのデータの
やり取りは、カードリーダーを使っても出来ますが、ケーブルでPCに繋いだ方が簡単で楽です。
一応、カメラは付いておりスライドスイッチで遠距離、近距離撮影が切り替えられるように
なってます。ですが、この機種のカメラには手ブレ防止機能が無い事と、200万画素しか無い
ので、ほぼ使い物になりません。(これが買い換えたい理由かなぁ)
本体側底面にはスタンド形充電器用の穴(金色部分)、真ん中にはストラップ用の穴が
開いています。ディスプレイ側には赤外線LEDが付いており赤外線通信が可能です。
ディスプレイの裏側、閉じた状態だと表面に7×17ドットマトリクスのサブディスプレイが
付いており、閉じた状態でもメールや電話の着信を知らせてくれます。
MySignalと言う機能なのですが、プリセットされてるパターンは14種類。E-メールとか
ショートメールとか着信の種類によって設定を変えられ、オリジナルパターンも自分で
作れます。画像はメール受信時に撮影したものです。
総評
1.良かったところ
・軽量薄型ボディなので、とても軽くスーツのポケットに入れていても膨らみが
気になりません。開いてみるとディスプレイ側の薄さが際立ちます。
・突出した機能は特に有りませんが、オサイフケータイやFOMAハイスピードなど
必要なものはちゃんと付いてる点。
2.悪かったところ
・電池の持ちの悪さ。音声通話で190分となってますが、実際にはそんなに持ちません。
電話とメール少々ぐらいの頻度で1日持たないため、出先でも充電の必要がありますね。
・カメラ機能がオマケ程度。手ブレ防止機能が付いていない、画質悪いで使い物にはなり
ません。
製品仕様
キャリア:NTTドコモ
製造:NEC
発売日:2008年2月15日
<本体>
OS:Linux + MOAP(L)
CPU:M2
音声通信方式:3G FOMA (W-CDMA)
(800MHz、2GHz)
データ通信方式:3G FOMA (HSDPA)
形状:折りたたみ
サイズ:105 × 49 × 9.8 mm
質量:約98 g
連続通話時間:約190分(音声電話時)
約100分(テレビ電話時)
連続待受時間:約520時間(静止時)
外部メモリ:microSD
FeliCa:あり
赤外線通信機能:あり
Bluetooth:なし
放送受信機能:なし
<メインディスプレイ>
方式:TFT液晶(モバイルシャインビュー液晶)
解像度:ワイドQVGA+(240×427ドット)
サイズ:約3.0インチ
表示色数:約26万色
<サブディスプレイ>
方式:LED
解像度:7×17ドット
サイズ:7×17ドットマトリクス
表示色数:1色
<メインカメラ>
画素数・方式:約200万画素CMOS
<サブカメラ>
なし
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購入金額
4,800円
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購入日
2008年頃
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購入場所
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