他の艦船プラモと比べてもさらに前に作ったプラモです。タミヤの、ヨークタウン型航空母艦の三番艦、ホーネットです。
このモデルには、海軍の空母でありながら陸軍の双発爆撃機が付属しています。これは、アメリカが太平洋戦争序盤に行った日本への反攻のデモンストレーションとでも言うべき作戦によるものです。
一般に、空母に搭載するような単発機は航続距離が短く、その分敵地に接近する必要があり母艦を危険にさらします。そこで、航続距離の長い双発機を無理矢理空母に載せて日本本土を爆撃した後、中国へ退避する方法が考えられました。これは、ある将官が飛行機に乗っている時、ふと見ると通常の艦載機の訓練用に滑走路に描かれた空母の図の上を、件の双発爆撃機B-25が何の問題もなく離陸していくのを見て確信を得たとされています。
しかし、わずか16機の爆撃機で与えられる被害はしれており、改装中の軽空母「龍鳳」が被害を受けたのみでした。しかし、軍部に与えたインパクトは多大で、後のミッドウェー海戦へと繋がっていきます。
このプラモは多分初めて自力で作ったもので、作りはかなり荒いです。それでも、自分が今までに作った艦船モデルの中では一番大きく、大型駆逐艦である秋月級と並べると倍近い大きさがあり、空母という船の巨大さを物語っています。
-
購入金額
1,365円
-
購入日
2004年頃
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。