福島の友人に探してもらいましたが、どこも入荷未定とのことでなかなか入手できないでいました。
Amazonでは東京の業者が19800円の値をつけて発売直後に販売しましたね。こんな輩が出てくるとは思いましたが、その通りの展開になるとは・・・・
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友人が入手してくれたので福島まで受け取りに行ってきました。ですので、「気になるもの」から「もちもの」に昇格です(^-^;
単4電池2本で1h/dayの使用で1か月使用可能と説明書には書いてあります。
スイッチを入れると10秒間のディレイ後に5分間の計測を行って、Cs137相当としてμSv/h 換算で値が表示されます。
中身はフォトダイオードをアンプしただけの作りでしょう。シールドがどの程度なのかはまだ分解してないのでわかりません。
ポケットガイガーと同時に計測してみると若干PGより高い線量を示しますが、概ね同じ傾向で測れました。
福島からの帰り道に福島、国見SA、蔵王P、泉と測定しながら帰ってきましたが、PGの方が0.1-0.15μSV/h低い値を示しました。もっともPGはセンサー部分のみの頒布で、シールドは自作なのでちゃんと校正できてないので比べちゃいけないんでしょうが、それを考えるとPGも捨てたものではないなと思います。
校正された線量計と比べてどの程度のものかわかったらまたレポートします。
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HORiBAのラディと比べてみました。
線量のあまり高くない場所での比較でしたので断定的なことは言えませんが、若干高めに表示する設定なのかなと思いました。
ラディと比べると100%~150%程度の値を示します。下に振れることはありませんでした。
0.05~0.10μSv/hの場所での比較でしたのでそのところ斟酌してください。
まあ、値段的に考えればとても頑張っているという製品だと思います。
ラディはCsI(Tl)をセンサーに使用しているので感度的には比較になりませんがよくこれくらいの値に収めているもんだと感心しました(量産品としてね)。
測定値を上に振っているのは安全対策というか苦情対策というか、まあ妥当なのでしょう。
なんといってもこの値段で日本のメーカー(消臭剤のメーカーですが・・・)がそこそこの物を提供するということに感謝したいと思います。
ラディが欲しくなりました(爆)、12万円じゃ買えないけど((((^^; [2011/11/12 追記]
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古い三脚とプレートを使って、地上1mでの測定をできるようにしてみました。
本体はビニル袋に入れてあります。
安定して定点測定するには、スイッチを入れて10分ほど空計測(アイドリング)して、その後3回測定して平均をとる。大きく外れた測定値は排除する。という方法がいいみたいです。
最初の測定に最低25分、2回目以降は15分程度かかることになりますが、この値段だからしょうがないとあきらめてます。
2か月ほど電池はもつらしいのでとりあえずこれで定期的に測定してみようと思います。[2011/11/23 追記]
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購入金額
9,300円
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購入日
2011年11月06日
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購入場所
福島県
CLWさん
2011/11/06
ま、いつかは人は死ぬんだって割り切って生きるほうが私には向いてますが・・・(笑)
道中お疲れ様でした。m(__)m
CooooL!!
frogさん
2011/11/06
実はそんなに悲観してないんですよ。歳も歳だし、乳幼児や児童、生徒をお持ちの方は心配でしょうが。
私のところは自然界に存在する線量の2倍程度ですからね。
それより、今まで放射能に関する知識や放射線量に関する知識が初歩の教科書レベルだったのが反省点です。実際にフィールドの線量を測りながらいろいろ考えるとまた違ったものの見方ができるかなと思って購入してます。
福島からの帰路は平地付近まで葉が色づいていて、この広大な山を除染なんてできるものじゃないなとしみじみ思いました。
経済優先で物事を考える人が多いですが、やはり原発はいらないのではないか、廃炉しなくてはいけないのではないかと思っています。
日本中の人が線量計を片手に歩き回っているわけですが、皆がいろいろ考えるきっかけになるとは思います。