レビューメディア「ジグソー」

有酸素運動に最適

ここまでいろいろなレビューを書いてきたが、肝心な物を登録するのを忘れていた。
今や私のもう一つの趣味となっているインラインスケートである。
ローラーブレードとも呼ばれるがこれは商標名であり、スポーツ名としてはインラインスケートが正しい。

一口にインラインスケートといっても、近所のスポーツ用品店で扱っているレジャー用の安価モデルから高価なプロ・セミプロ向けの特殊なモデルと多種多様。
私にとって三十路にして初体験ということもあり、いきなり高価な物を購入する勇気はなく、かといって安価な物は滑らない聞いていたため、どれを購入したらよいか悩んでいた。
インラインスケートは一般的にアスファルトの上を滑走するため、転倒によるケガが避けられない。そのために必ずプロテクタを装着する必要がある、特に初心者は。
その他、メンテナンスツールや楽しむための小道具等、始めるには揃える物がたくさんある印象があった。

そんな中で偶然j-sk8というサイトで初級向けセットということで本品が取り上げられていたのを見つけ、購入した。
セット内容としてはスケート本体とプロテクタで、始めるにはこれだけで十分だったようだ。

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最初は子供がやっていたフィギュアスケートのオフトレにと思いつき、折角だから自分もやってみようかというのがきっかけだった。

実際に始めて見ると、これが実に面白い。
私が運動音痴ということもあり全然上達しないのだが、それなり滑れると言うだけで楽しくなれてしまう。
始めた当初は、予想通り立つことすらままならない状態だったが、つかまり立ちから徐々に前へ前へと進めるようになった。
この頃は、15分もするとTシャツが絞れるほどの汗をかいていた。

とあるスケート選手のコーチに言わせると、スケート競技は効果的な有酸素運動なのだそうだ。
私も平均体重がインラインスケートを始める前から-3kg落ちた。

私が愛好しているのは、Xゲームに登場するようなスゴイ勢いで駆け上がってアクションを決めるようなアグレッシブ競技でも、スピードスケーター向けの高速トラック競技でもない。
トリックスラロームという平坦な路面で、踊っているかのようにパイロンの間を滑り抜けていく競技である。
「トリックスラローム」というキーワードで検索して頂くと、映像がヒットするようなので、実際にそちらを見て頂いた方が良いかもしれない。
ただ滑っている状態から上達すればいつかできるようになるのではないかという思惑だが、残念ながら私の神経では思うように上達できていない。

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肝心の本品のレビューが大分後ろになってしまった。

本品は、ローラーブレード社製のソフトタイプのフリースケート向けインラインスケートである。
ブーツ部が樹脂製のハードタイプに比べると、履いた感じが多少楽な分、少し不安定な感じを受けるが、初心者にはソフトタイプをお勧めする。

コンポジットフレームで樹脂製であるため高級感はないがガタつきはなく、ローラーブレード社特有の片止めビスでメンテナンスに優れている。

ベアリングもSG5と初級~中級の範囲であれば十分な性能を持つ。
ベアリングは滑る性能の肝となる部分でABEC規格とSG規格があり、私としてはABECであれば7以上、SGであれば5以上でないと、引きずる感じになるように思われる。

前述の通り、フィギュアスケートのオフトレを目的としていたため、フロントだけロッカードセッティング(ロッカリング)している。
ロッカリングというのは、前または後または両方のウィール(タイヤ)を他のウィールより小さいものに交換することを指す。
こうすることでウィールの接地範囲が小さくなるため、スケーティングの安定性が落ちる反面、旋回能力を上げることができる。
私の場合、2mm小さいウィールにしているが効果は大きく、慣れるまでは多少ふらついた。


ブレーキは、慣れると邪魔になると聞いていたため開封時に取り外してしまった。
確かに今は必要ないし、あると滑走の邪魔になる。

履いた感じは柔らかく良いのだが、ハードに使うとブーツ部分がヘタれてしまう可能性はある。
週1、2回程度のペースであれば、それなり長く使えるのではないだろうか?

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トータル的に見ると、セットでこの価格であれば十分挫折保証価格であり、長く使うにしても十分な性能を持っていると思う。

最近、また前述したj-sk8で初級向け、中級向けセットが特集されているようだ(2011/07/14現在)。
完全に私の主観になってしまうが、インラインスケートはお気軽に、楽しくできるスポーツであり、なおかつダイエットにも効果的というおまけつきというおいしいスポーツ。
本レビューを読んで始めて見たいと思われたら、チャレンジしてみてはどうだろうか?

ただし、ケガには十分注意して頂きたい。
自信がない人は、スキー用のパッド等も着用した方が良いかもしれない。
私も、最初の頃、おしりが4つに割れるかという思いを何度も経験している。
  • 購入金額

    12,800円

  • 購入日

    不明

  • 購入場所

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • 退会したユーザーさん

    2011/07/14

    ローラースケートと言えば
    車のようなこま並びだと思ってる奴は
    私一人ではあるまい(・・;;;

    そか・・こっちは「ブレード」だしね(・・;
  • 蒼-aoi-さん

    2011/07/14

    ローラースケートより機動性は高いと言われています。
    ローラーブレードの方がカジュアルな印象ですし、今ならまだ間に合うと始めてみました。
    何となくナウい感じもしますし!

    自分はブレーキを取り外してしまいましたが、皆さん、立つことができたら次は止まることを覚えましょう。

    ブレードのブレーキシステムは納得なのですが、ローラースケートの減速ってどうやるのかとずっと疑問でした。
    ローラースケート経験者に教えてもらって納得しましたが、片足の向きをブレーキを使うとは。

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