レビューメディア「ジグソー」

世界の新鋭たちが表紙

表紙になってるのは北斗杯の中国・韓国代表達です。
高永夏目立ち過ぎですが、実力の序列を考えると仕方ないかな?

物語は佳境へ、本当の意味で「ヒカルの碁」が見れるのはこの巻だと思います。
絶望的な形勢の中、「この厳しい状況で…佐為ならどう凌ぐか…」という以前までの思考ではなく、「この状況を変えるも投了するもその判断を行うのは自分しかいない」と考え自分を奮い立たせる辺り大きな成長を感じます。

完全版特典イラストは佐為。
最終巻で登場だと思ってたので意外でしたが、これが最後のイラストである旨はコメントの中で断られています。
最後を締めくくるのに最もふさわしいのには異論のないところでしょう。
この先ずっとヒカルと会うことはないのかなぁ…と思うと得も言われぬ気持になりますね。
佐為離れが出来てないのはヒカルではなく読者たる自分の方かもしれません。
  • 購入金額

    1,000円

  • 購入日

    2011年07月09日

  • 購入場所

    喜久屋書店

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