これにWindows 2000 Serverを入れて使っていたのですが、その時のブートドライブとして使っていたのが、このDDRS-34560でした。PC-9821RvII26/N20はオンボードでUltra SCSIコントローラー(Adaptec AIC-7860Qで、単品ボードではAHA-2940AUで使われていたもの)を実装していましたので、このHDDのように比較的高速でUltra SCSI 50P接続というものが丁度良かったのです。
1年少々24時間連続稼働で使ったと思うのですが、その間特にトラブルも起こさず、安定して動いていました。ただ、4.5GBでは少々手狭に感じるようになったため、オンボードSCSIコントローラーのBIOS ROMを引き抜き、PCIスロットに新たに挿したI-O DATA製のUltra 2 Wide SCSI対応のホストアダプター、SC-U2PCIに接続したIBM DPSS-318350からのブートという形に切り替え、それ以降は使われなくなりました。
DDRS-34560は当時としては速度性能も高く、発熱などもそれほど派手ではなく扱いやすいHDDという印象だったのですが、後継のDNESシリーズと比べるとあらゆる点で見劣りしてしまっていました。そのため、サーバーから外した後は特に使うべき場所が無かったのです。
私がこれまでに連続稼働サーバーで使ったSCSI HDDはジャンク購入品が多かったのですが、それでも運用中に壊れたものは1台もなく、意外な耐久性の高さを見せてくれています。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
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