我が家では、ビデオレコーダ代わりにテレビにパソコンを接続していたが、パソコンとしての用途もあったため、コンパクトキーボードにする必要があった。
実際に使用した感覚としては、鍵打感は軽く、パンタグラフタイプのノートPCのキーボードにあるプチプチ感とはほど遠い。
強く打たなくてもたわむ感じが否めなず、キートップ自体の座りも良くない感じがする。
キーピッチが16mmとノートPC程度は余裕を持って入力できるはずだが、鍵打感の悪さから予想外に窮屈に感じる。
価格は比較的安い部類に入るのだろうが、デザイン・質ともにチープな印象を受ける。
上記の通り、我が家ではケーブルを引っ張り回す使い方になっていたためか、1年もしないうちにキーボードの付け根が断線気味になってしまった。
色合いも当時人気のVAIO等に倣ったのだろうが逆にチープ感を高めているが、このコンパクトさで黒または白にしたら雰囲気が少し変わったのではないだろうか?
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本品を使用するメリットとしては、コンパクトさとUSB-HUBを装備していることだろう。
パソコンからの距離がある場合、キーボードとマウスのケーブルが2本伸びているのは不都合が多い。
本品を使用すれば、キーボードにUSBポートにマウスを接続できるため、ケーブルを1本減らすことができる。
ポートの少ないパソコンにも嬉しい。
ただし、ポートはUSB1.1のため、HIDデバイス以外をつないでも遅くてストレスになるだろう。
USBハードディスクやメモリは、素直にマウスの分で空いたパソコン側のUSBポートを使用した方が良い。
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トータル的に見ると、現段階で本品を買う人はいないと思うが、本品はあくまで「非」常用向けだろう。
コンパクトで収納場所を取らないことを考えると、サーバ等のメンテナンスのために普段は使わないが傍らに置いておきたいというシーンには使えるかもしれない。
手書きで良い文書を書くには先ず良いペンを選べというように、常用するキーボードは快適に入力できるキーボードをじっくり選びたい物だ。
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購入金額
8,000円
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購入日
不明
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購入場所
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