386からサポートされた 仮想86モードを利用すると、
メモリ空間の読み出し/書き出し、
I/Oポートの読み出し/書き込み、
ハードウェア割り込みをトラップすることができるのですが、
それらを使って、仮想EMSを実現します。
当時 PC9801RA2はRAM 1.6MBとなっていますが、640MBを超える部分をようやく有効活用できました。
仕様詳細は忘れてしまったので、あとで確認しておきます。
この後 メルコの Melware Ver.4 に移りました。
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購入金額
0円
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購入日
1989年頃
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購入場所
ヨッシーさん
2011/07/04
このソフトと、アイ・オー・データのMEMORY SERVERが640KBオーバーの
メモリを使用するソフトの双璧でしたね。どっちも使ったなぁ。
メルコの方は使ったかどうか記憶が定かじゃないです。
HSBのホットリブート(でしたっけ?)を使うと、仮想EMSに作ったRAMディスクの
内容が残ることもありましたっけ。いや、ほんとに懐かしい。
はにゃさん
2011/07/04
メディアの件ですが、入っていたような気がします。
これは1.0のメディアですが、その後、1.5系の最終版をいただきました。
(そのうち発見できたら登録します)
目立つソフトの登場順でいうと、
MEMORY-PRO386 VCPI非対応
MELWARE5 VCPI対応
MEMORY SERVER2 VCPI, DPMI対応
となるのですが、出来がよかったのは MELWARE5でした。
VCPIがないと、仮想86モードとDOSエクステンダーが共存できず、
DPMIがないと、仮想86モードとWindowsとDOSエクステンダーが共存できないので、
MEMORY SERVER2か、他のDPMIホストに切り替わっていきました。
Microsoft Visual C++ 1.0はメモリ消費量が大きいこともあって、DOSエクステンダー化されたため、MEMORY SERVER2 をバンドルしていたような記憶があります。
一応今実機で確認してみたら、MELWARE5、MEMORY SERVER2をインストールしていました。
ただ使っていたのは、
XMZ.SYS + TDPMI (DPMI 0.9) でした。ただこれは Windowsで使うつもりがない環境でしたので、必要なときには DPMI 1.0ホストに hsbで切り替えてましたね。