結婚式だったか何かの動画を編集する必要に迫られて、Premiere6.0を買ったのですが、ちんぷんかんぷんでこりゃダメだと思ったのが現実でした。その時に高度な事は臨んでないけどやりたい事は決まってる。それを教えてくれって感じで「一週間でマスターする」というフレーズを信じてしまいました。
実際、一週間でこの本のカリキュラムはやり終えましたが、毎日仕事を終えてからカリキュラムをこなす。めちゃきつかったのをなんとなく記憶しています。そしてその勢いで本番の素材を使って動画編集に突入。今思えば6.5が出るまではプレビューさせる度にレンダリングを待って・・・というのがかなり時間をロスしていたと思います。PCの処理能力も低かったし。
Premiereは、アマチュア向き(おもちゃ)だと言われていますが、まぁ他の編集ソフトを比較する程使い込んだ事が無いので、そうなのかなと言う印象です。それでもアマチュアがホームビデオカメラで撮影したDV画質の動画を編集するには十分な機能だと思います。むやみにトランジションを多用すると見ている人は興ざめしますからね。凝りすぎず、長くならない様に(5分以内が目安)と学習しました。
この後もずっとPremiereを使っていますが、時々編集を頼まれてやりかたを思い出せない時にはこの本を引っ張り出して思い出しながら作業します。ごくたまにしか動画編集作業をする機会が無いので忘れます。動画編集をすると本当にマシンスペックが高ければ高い程良いと思うし、RAIDストライピングの効果も実感します。編集作業に集中できる環境が良い作品につながるとは断言できませんが、少なからず影響すると実感させてくれました。
Premiereは6.0で使用した期間は短かったですが、この本は何度も読んだので元は取ったと思います。所詮アマチュアの動画編集ですが、しっかりと道案内をしてくれたと言う点では良い本だったと思います。
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購入金額
2,200円
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購入日
2001年頃
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購入場所
紀伊国屋書店
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