クーラーはリファレンス仕様となっています。
1スロットでPCI-E電源も6ピン×1と扱いやすく、なおかつパフォーマンスもそこそこ良かったこともあって、使い勝手の良いビデオカードでした。
欠点を挙げるとすると、ドライバの癖が強いことと、Streamに対応したアプリケーションが少ないという点でしょうか。
マルチGPUについては、同じビデオカードを2枚揃える必要があるSLIとは異なり、RADEON HD 4870&4850といった異種混合でも構築可能なCrossFireXの方が柔軟な運用が可能です。
実際、RADEON HD 4870と4850をCFXして使っていましたが、簡単に3割ほど性能を上げることが可能でした。
ただし、CFXが効かないアプリケーションも多く、こればかりはどうしようもありませんでしたが…
消費電力が多く、アイドル時でもそれほどクロックが下がらないRADEON HD 4870とは異なり、この4850は160MHzまでクロックが下がるため、アイドル時の消費電力も下げることが可能でした。
ちなみに、RADEON HD 4870のアイドル時の消費電力ですが、BIOS側でクロックを書き換えてやれば200MHz以下に下げることも可能です。
手順としては、
1,ATI WinFlashでBIOSをファイルへ保存
2,Clock Info 01のクロックを160MHzなどに書き換え(ついでに電圧も下げるとよろし)
3,ATI WinFlashでBIOSをROMへ書き込み
ツールは下記よりダウンロード可能です。
Radeon Bios Editor v1.28
ATI Winflash 2.0.1.14
※BIOS書き換えに失敗すると、ビデオカードが使えなくなる(もう1枚RADEONがあれば復旧可能)ので、自己リスクにてお試しください。
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