購入価格5,000円にしては、現時点でも充分実用的なパフォーマンスを保っている辺りは評価しているのですが、CPUの発熱が大きい点が気になっていました。特に夏場にMcAfeeのスケジュールスキャンが始まってしまうと、CPU温度が90°Cをあっさり超えてしまい、仕様上の上限温度である105°Cに近づいてしまうのです。
以前買っておいたELECOM製のSX-CL12PNという冷却台を使ってみたのですが、開口面積が狭くファンも貧弱なこの製品では冷却効果は全く見られませんでした。そこでファンの性能云々よりも、とにかく底面の風通しが良さそうな製品をと思い買ってきたのがこのSX-CL10LBKです。Lサイズであるため、Pavillion dv6iの寸法でも充分メッシュ部分で賄える点が大きな魅力です。
大型静音ファンという宣伝文句であり、確かに動作音はSX-CL12PNよりは大幅に静かです。というよりはSX-CL12PNが意味なくうるさかったというのが正解かもしれませんが…。
今日は比較的気温が低かったので参考値ではありますが、McAfeeのスキャンを実行している間にも、CPU温度は75°C程度でとどまっていたことを考えると、冷却効果も認められるということなのかもしれません。
一応商品ジャンルがノートPC冷却台である以上、ノートPC単体利用時より冷えてくれていなければ意味がないと思うのですが、SX-CL12PNは冷えていたとは言い難いものでした。少なくともSX-CL10LBKでは冷えているように見える結果であるだけでも評価に値するものと思います。
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購入金額
1,980円
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購入日
2014年08月10日
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購入場所
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