台詞録り用に”USB I/Aがあると無いじゃ全然違う”、むしろ”ダイナミックマイクの接続端子をミニピンプラグに変換してサウンドカード直挿しなど言語道断”などと聞いたので購入を検討し始めた。
もうマイクは買うって決めたのだから、お金をかけるなら劇的に変わったほうが嬉しいので。
ニコ生配信者に人気のUA-4FXが欲しかったが、購入時期には既に生産終了。
中古品や新古品を探す気になれなかった(新古品など下手したらプレミア価格)ので、現行品から探すことに。
といっても、当時の筆者のオーディオ知識はかじった程度の再生専門で録音などまったくの素人。
周波数は44.2kHzがCD音質だっけ?で、22.1kHzが音の幅が小さくて、たしかPS2を光ケーブルで出力すると48kHz?DVDの規格かな???
としても24bitってなんだ・・・8bitで1バイト、、、44.1kHzなら3バイトを秒間4万4千百回サンプリングするってことなのか????
などと意味不明なことを供述しており~な感じ。
なので探す指標は他者のレビューと自分のやりたいことのすり合わせ。
マイクと違って目に見えない音質だけじゃなく、機能が見えやすいので逆に悩ましかったように思う。
ダイナミックマイクの目に見える機能なんて手元スイッチがあるかないかくらいじゃね?(極端
しかしマイク選びでもぶち当たった壁が、またここでも立ちはだかる。
それは同じ用途のレビューがほぼ無い。
USB I/Fを購入した皆様は楽器の演奏や歌を歌うこと、つまり音楽にご執心なようで、純粋にしゃべり声を録ることをレビューしていらっしゃらないのだ。
そうしてなぜUS-144MK2に行き着いたか。
ハードウェアでエフェクトをかける機能はUA-4FXを切った時点で捨てた。
というかそんなに選択肢が無かった。DUO-CAPTUREかTRI-CAPTUREかTASCAM?
そうなると決断は早かった。
一に、筆者はエレキギターやエレキベースも嗜む
二に、ハードウェアで各種ボリューム調整ができる(現ラインナップだとここはDUO-CAPTURE EXも視野に入る)
三に、自宅で3本もマイクを使う事態が想定できないのでTRI-CAPTURE除外
これらを踏まえてUS-122MK2とUS-144MK2に絞って、そんなに値段変わらないからという理由でUS-144MK2に決定!
96kHzの録音ができるみたいだし素敵!(まだ意味わかってねーけど
そして手元に届いて大満足。
ドライバの導入もスムーズだし、ハードウェアもソフトウェアも現在まで故障無し。
そして何より音!
初めてのUSB I/Fなので他機種との比較はしかねるが、サウンドカード直挿しなどは比較にならないと断言できる圧倒的クリアな音声録音!!
エレクトリックコンデンサーマイクをサウンドカード直挿しで録音している方はTASCAM USシリーズに限らず是非USB I/Fを使ってみてほしい。
自分の声がどれほどイケてるかを認識してほしい!
満足の一品なのだが、マイクの入力ゲイン調整がもう少しでもつまみの中間付近で使えると嬉しかった。
AUDIX OM-5との組み合わせでは入力ゲインMAXから1メモリほど下げるだけで聞き取れない小ささになってしまう。
調整つまみを最大付近で常に使い続けるのはたとえ問題が無くても精神衛生上よろしくない、ノミの心臓を持つ筆者なのであった。
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購入金額
12,000円
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購入日
2012年頃
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購入場所
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