garpさんから頂いた謎BOXの中に入っていたクーラー。少し古い製品のようだが1156穴に対応しているので現在のCPUにも対応可能。
薄型を謳っているが最近のIntelリテールクーラーも薄いので高さは殆ど差が無い。
とはいえヒートパイプ付きトップフロークーラーとしては確かに薄めだ。
ヒートパイプは4本でダイレクト接触タイプ。
面白いのはヒートシンクにプレス模様のようなものがついている点。ちょっと滑り止め鉄板みたいでかっこいい。ファンは8cm角でクリップ止めされているのだが、15mm厚と薄型のファン。
固定方法はマザー背面側からのネジ止め。ストッパーの類はないので適宜自分で強さを調整しよう。
絶縁ワッシャも付属しているし、固定部はしっかり作られている印象。但し背面から直接ネジ止めなので最近の大型クーラーのように「マザー表側からマウンタ以外を外してグリスの塗り直しやCPU交換くらいなら可能」という芸当はできない。
今回はMicroATXマザーかつ周囲に高さのあるものも無かったのでヒートパイプ縦向きなら干渉無し。
ヒートパイプに対して左右はネジ穴の幅+α程度。
前後方向は結構はみだすので干渉するとしたらこちら側だろう。
マウンタのネジ位置が本体側2、マウンタ側3で調整できるので前後方向の物理干渉だったら少しずらして回避できて親切。とはいえこれでも回避できなさそうなパターンは多そうだが、薄型トップフローの宿命みたいなもんなので仕方ない。
悪くないけど最低回転数の高さに注意
先述の通り薄型の8cmファンを使用していて、その最低回転数は公称1500rpm、実際使用した場合1300rpm程度まで下がったが、最低回転数だとIntelリテールより風切り音が大きい。今回はバラック状態かつ定格のG3258だったのでそもそもリテールで不足しない発熱のCPU。なので単純に最低回転数が大きくなっただけだった。アイドル温度はリテールより低いが回転数の差だろう。
残念ながらクリップがファンの外側から抑え込むタイプなので一般的な厚みの8cmファンと交換はできない。クリップがリブ内側で手軽に交換できる形状なら好きな回転数のファンに交換できるというメリットも出たのだけど…。
という訳で全体的に「Intelリテールで十分代用可能」な感が強い。あえて導入する理由をつけるとすればプッシュピンではなくネジ止めでしっかり固定できる点とAMDの厚型リテールよりは薄いという点くらい?
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購入金額
0円
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購入日
2015年12月頃
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購入場所
garpさんの箱
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