初代フロントミッションは、好きでした。

兵器感と、スクウェア的なRPG的なボスの強さのバランスに、時間を忘れてのめり込みました。

さて、このソフトはアクションゲーム（シューティング）ですね。

TPSもしくは、FPSという括りになるのかな？

ヴァンツァーに乗り込んで操縦する視点は、メカ好きとしては燃える展開なのではあるのですが。

中古価格が500円という事で、内容については、期待すべきでは無かったのかな、と思いつつもプレイ。

元々、アクションゲームは不得意です。

咄嗟の反射神経も、もちろん、反復実行が必要な覚えゲー状態なものも、中々体が反応してくれなくて苦戦します。

ただし、下手の横好きなので、買ってしまうL2さん。

チュートリアルの時点で投げ出しそうになりつつも、頑張って最初の実戦ミッションをクリアしてみました。

その状態での感想です。

初期ヴァンツァーしか使っていませんが、歩行がすごく…、遅いです。
ダッシュ、ホバー移動の速さは打って変わって、という感じでアクション苦手な私は反応しきれないのですが、歩行は、イライラします。
二足歩行のメカ兵器の歩行なんて、リアルに考えれば、こんなものかな、と思いはしますが、許容しがたい感じです。

射撃武器の照準合わせが難しいです。

左スティックで機体そのものの移動、右スティックでカメラ移動（ヴァンツァーの向き変更）という操作なのですが、ターゲットロックが有りません。

射線を合わせる為に、右スティックをぐりぐりと回すのですが、ヴァンツァーが移動しながらだと、視界がグルグルと回ります。3D酔いしてしまいました。

初期武装であるマシンガン。

連続発砲の反動で凄い勢いで上半身がのけ反る様に射線が上にズレます。

連射すると、オーバーヒート、或いはリロードなんて遠い未来な状態で、既に相手に当たらなくなっています。頭部など狙った日には、三発目にはもう当たりません。

それに比べると、近接兵装なナックルブースター的なパンチ。

こちらのリーチは恐ろしく短いのですが、左手から繰り出す癖に正面前方ならば、大方当たる程の追尾能力です。

繰り返しになりますが、カメラ移動のスティック操作ですが、横軸固定モードが有る訳でもなく、移動中の照準合わせは至難の業です。
歩行中でも、酔いそうなくらいグルグルしますし、ダッシュ中は、もう無理です。
必然的に、私の腕前では、歩行、ダッシュ始める前に、右スティックで高さと向きを調整して、移動中は触らずに、ひたすら、機体の移動で照準を合わせる形になります。
当然この方法では、正面以外の敵が出てきたら、対応できません。

火器管制、照準システムが機体の移動について行けていない世界なのだな、と思い込むことにしました。

最初のステージですので、弾数も余裕がありますし、機体のダメージ回復アイテムもあって、回避しなくてもやられたりしません。多分。
敵はパンチ一発で吹き飛ぶのに、自分は結構硬い。何だか、リアルにしようという挙動とは裏腹の、コレジャナイ感があります。

ムービーは綺麗ですし、MAPも背景と移動できる部分の描画の差が無いので入り込めます。
ただ、セリフ英語なんですよね…。
いや、登場人物は確かに日本語圏の人達では無い訳なんですが、日本語で当てて欲しかったかなあ。

最初のステージで一番ダメージを食らったのは、生身の歩兵相手でした。ターゲット小さすぎて照準が中々合わなかったので。
その時、(￣д￣)こんな顔をしていたと思います。

ストーリーの評価は、正直、最初のミッションしかクリアしていないので、評価する程は知りません。

ただ、何の資格も権限も無い主人公が、父親が偉いさんなだけでヴァンツァーに乗れてしまうセキュリティの甘さで、重要機密が厳重に、とか、精鋭パイロットが居たのに、とかいう感じの導入（うろ覚え、酔って字幕呼んでられないから）は、嘘くさ過ぎるなあ、と思います。