日本製ヨーロピアン
オルトフォンはデンマークのメーカーですがe-Q7等のイヤホンは基本的に日本製です。
まさか日本製だとは思いませんでしたね。
BAとはちょっと違う。
メーカーはバランスドアーマチュアと言っていますが、調べてみるとe-Q7に採用される1磁極型というものは他社が採用するいわゆるバランスドアーマチュアとは少し違うそうです。
他社の採用する2磁極型は小型化できる代わりにハウジングでの音響設計ができないのに対し、1磁極型では小型化できない代わりにハウジングでの音響設計も可能となります。
ヤシマ電気のOEMじゃないかという噂もあります。
参考リンク
ヤシマ電気株式会社 技術資料 Vol.2
http://www.yashima-elec.co.jp/j/technical_information/backnumber002.html
細かい気配り。
カナル型のイヤホンで大型のドライバを採用するe-Q7は結構耳の奥まで突っ込む形になります。
そうすると心配なのは耳垢です。
勝手にできるものはどうしようもありません。
イヤホンについたら…見た目にもよろしくないだけでなくノズルが詰まることで音質にも影響が出てしまいます。
e-Q7ではイヤーピースを装着するノズルに耳垢防止フィルタを装着するとともに、それを交換式にすることできれいな見た目、最高なコンディションで聴くことができます。
交換用のフィルタも3セットついていて専用ツールで簡単に交換できます。
艶めく女性ボーカル。
e-Q7を聴いていて一番特徴的なのはなんといってもやっぱり女性ボーカルの艶感ですね。
深みのある濃密な感じが何とも言えません。
高音は刺さるほど伸びることもなく繊細な感じ。低音もアーマチュアドライバー搭載機では出る方ですが支配的にならず濃い中域を支えます。
布巻きは癖がつきやすい
ケーブルの一部が布巻きになっています。
布巻きは固くて癖がつきやすいです。
その代わり、すごく丈夫です。
シングルアーマチュアでは最高クラス
e-Q7はアーマチュアドライバを1基搭載のイヤホンでは最高クラスの音だと思います。
そのドライバの独自性だけでも十分な価値があると思います。
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購入金額
15,900円
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購入日
2012年07月08日
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購入場所
hatahataさん
2014/05/05
フィルターの交換が必要とは今更ながらに知りました。
参考になりました。
tomudehanaiさん
2014/05/05
価格はこれでも前よりは下がっていると思います。
今はeイヤホンが一番安くなってますね。(\19800)
e-Q8は新型というよりは上位機といった感じです。
フィルターは必要に応じて交換するもので気にしなければ別に交換する必要ないと思いますが、僕としては交換できるのは親切だなと思いますね。