閉塞感のない開放型、軽量（107g)で装着感も軽く、ケーブル片出し（必須！）、ハウジングが小さく90度回転するので首掛けしてアゴに干渉しない、豊かな低音、高音が繊細かつ滑らかで耳に刺さらない、この価格ではほぼ理想的なヘッドホンです。
先日買ったHD435と比較すると、あちらは大きく低音に振ったふくよかな音作りなのに対して、こちらは全体的にバランスが良く、高音が気持ちよく伸びてくれ、一皮むけた感じでスッキリ見通しの良い上品な響きです。
もちろんゼンハイザーですので必要充分以上の低音も出ており、決して薄味になりすぎる事なく出汁の効いたしっかりした味付けです。
装着感も耳載せ型ながら、イヤーパッドが柔らかく側圧も緩いので、メガネ使用でもあまり苦になりません。
デザイン的に特徴はありませんが、全体に品があってオールプラスチックにしては質感も悪くないです。
贅沢を言えば、もう少しだけ個性があってもよいかな〜？と思いますので、HD435の方が好みです。
総合的に見ると、HD435は見た目同様に個性派でクセがあるので人を選びますが、HD238は多くの人にお勧め出来ます。
室内を想定した開放型に限れば、特に音にウルサイとか刺激的な音を求めなければこれで十分でしょう。
難点は、iPhoneだとやや音量が取り辛い事と、コードが長い（1.5m）のでポータブル使用だと取り回しが若干煩わしい事です。
開放型なので当然音はダダ漏れで、使用環境を選びますね。
これで音漏れしなきゃヘッドホンはこれ一本で事足りると言っても過言ではないと思いますが、到底無理な注文ですね（汗）
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購入金額
4,980円
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購入日
2011年01月18日
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購入場所
大阪日本橋
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