ようやく実用に耐える裸眼3Dゲームプラットフォームが出てきましたので、今後に期待しつつ個人的に独断と偏見によるお気楽レビューをば。
・外箱
かなり大きい。
参考:DSLiteとの比較
なんでこんなに大きいのかというと、箱にも色々説明書きがありまして…
・外箱開封
・ARカード
本体にARゲームズというソフトがプリインストールされていて、初めのうちは結構これだけでも遊べます。
・説明書
DSLより大きく、詳細に書かれています。
レビュー
・本体
私は黒を買いましたが、やはりピアノブラック系統は指紋が目立ちますね…自分のPSPもピアノブラックなんですけど、3DSの黒は「コスモブラック」というらしく、ガワと本体下部は少々ラメ入りの黒です。上部の3Dスクリーン部分はピアノブラック系統の色になってます。
・開いたところ
上半分が3D表示なのですが、写真ではそう見えませんね。(当たり前だ)
このゲーム機の最大の特徴といっていいかもしれません。
十字キーはアナログパッドのせいで少々下に追いやられています。DSのゲームをやる時はちとキツい点もあります。一応DSソフト使用時にはアナログパッドは十字キーをエミュレートしますが、倒した方向のキーを押すことしか出来ません。
アナログパッドも(説明書ではスライドパッドと書いていますが)完全なアナログ入力ではなく、PSPの(エセ)アナログパッドです。感覚としては0~1まで無段階に変化するのではなく、0, 0.25, 0.5, 0.75, 1といった感じの入力です。
#モジュールがPSPのそれと互換らしいです。
・拡張端子部
金色の部分は充電用端子、カードスロット右の黒色部分はスタイラスペン収納部(写真では収納中)です。
スタイラスペンですが、伸縮式で、しかも金属製です。
好みが分かれるでしょうが、私はあまり好きではありません。今までDSLiteを使ってきたので横収納にして欲しかったな、と。
おまけに金属製なので結構滑ります。
閑話休題。スタイラスペン収納部の更に右部分が本題の部分です。
3DSには拡張端子といえるような拡張端子がありません。強いていうならGBC以降久しぶりに登場した赤外線通信端子でしょうか。これが唯一だと思います。通信方式は不明です。
モンハンなどをやるときに必須と思われる拡張スライドパッドはこの赤外線通信端子を使って接続されます。
次のシステムアップデートでリモコン機能なんかが追加されたらいいな、とか思ってしまいます。
・3Dカメラ
見難いかもしれませんが、カメラ撮影時にはステレオカメラの左端にあるLEDが点灯します。
3Dカメラで撮った画像は.mpo形式(JPEG拡張?)という保存形式で保存されます。
mpo形式に対応したビューアが今のところ3DSとPC用のごく限られた3Dモニタくらいしか無いのがネックです。
実際撮ってみると確かに奥行き方面に撮影できるのですが、被写体によっては妙に違和感があります。
AF機能などはなく、トイカメラのように単焦点レンズ方式です。
システムのアップデートにより、QRコード読み取り機能が付加されます。
・内蔵カメラ
こちらは1個しかありません。
合計3つのカメラ共に撮影画像解像度はVGAです。
・内蔵ソフト(抜粋)
ゲームメモ
3DSゲームを一時中断してゲームに関するメモを書くことが出来ます。もちろん単に落書きとしても使えます。あまり使う機会はない・・・のかな?これを応用したソフトも出るかもしれません。
本体設定
本体のソフト管理、システムバージョンアップ、ペアレンタルコントロール、ネットワーク設定などが行えます。主に6歳未満の小さい子供が遊ぶならば、ペアレンタルコントロールで3Dを切っておくといいでしょう。
ニンテンドー3DSサウンド
MP3に対応しました。
ヴィジュアライゼーションも入ってます。
インターネットブラウザー
まずAP設定を済まして、本体側面のWirelessスイッチ
を入れるとインターネットが使えるようになります。
NetFrontベースの組み込みブラウザです。
機能も限定的で、速度も遅いです。
CSSのデコード出来は、なんと後に発売されたPSvitaより優れています。
http://rei.idv.tw/sample/mio.html
これがまともに表示されたのには驚きました。
Acid 3テストは92/100でした。
・総評
DSに内蔵されていたピクトチャットは(今のところ)未実装でした。
幾つかのゲームと体験版をやった感じでは、ソフトメーカーの開発力により、変化できるハードだと思いました。グラフィックはこの大きさにしてはかなり上出来です。
各社ともまだ3D表現の調整がこなれていません。特にコナミのNewラブプラスなんかは3Dの調整が最悪です、アバウトすぎます。(スタート画面で3DをOn/Offすると顕著にわかる。ただ画像をずらせばいいってもんじゃないです、ええ。)
奥行きもあり、確かに名が体を表す商品名ですが、視野角度には結構シビアです。
斜めから見ようものならクロストークします。
キラータイトルがどんどん出るまではDSの後方互換性があるため、売れないということはなさそうです。
それと、値下げ前に買った人は(私です)アンバサダープログラムで結構な料のソフトを無料でもらえるのでラッキーかもしれません。
ちなみにDSの互換モードですが、DSソフト起動時にSTARTボタンを押すとDot By Dot表示になります。(その分画面が小さくなる)
普通に何もせず起動すると拡大とフィルタリングがかかります。私は後者が気に入ってます。
子供が遊ぶにはちょうどいいのではないでしょうか。
PSVitaは高すぎです(買ったけど)。アレは大人の娯楽機器ですね。
あと、システムバージョンが変わるたびに「非正規機器への対策」が進んでいるようです。
-
購入金額
25,001円
-
購入日
2011年頃
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。