I-O DATA のHVT-BTLをつなげて地デジ化していますが、地デジの16:9のフルHD表示でもかなりきれいです…。
他のアナログテレビに比べると、このテレビだけ、意外なほど地デジが綺麗に映るので、ちょっと気になってテレビそのものの性能を改めて調べてみました。
今になって気がつきましたが、この当時のものとしてはけっこう高機能だったんですね…。
■歪みのない自然な映像が楽しめる平面ブラウン管
「FDトリニトロン」搭載フラット画面により、通常の映像表示はもちろん、多画面表示や文字情報の表示においても、画面全域で歪みのない均一な画像表示が可能。
「FDトリニトロン」は、上下・左右どの方向から見ても自然な映像を映し出します。
ブラウン管としては優秀です。
■ HDに近い映像を実現
ソニー独自の高画質回路「DRC-MF」搭載。
「DRC-MF(デジタル・リアリティー・クリエーション:マルチファンクション)」は、通常のテレビ放送、ビデオ、DVDなどのNTSC映像を、独自のデジタル信号処理アルゴリズムにより、4倍の情報量をもつ、HDに近い高画質映像につくり換えます(「DRCリアル4倍密映像」)。
今の感覚で言えば、テレビが自動でアップサンプリング(アップコンバート)処理を行っています。
簡単に言うと、ようするにDVD画質をブルーレイ画質に引き上げる機能です。
これはすごいですね・・・。
知りませんでした。
なんか妙に綺麗だなとは思ってましたが。
信号のつくり換えは、リアルタイムでの処理を行っており、動画部分の輪郭のブレやボケがない自然で美しい映像を再現。
また、インターレースモード(「DRC4倍密(標準)」モード)及びプログレッシブモード(「DRCプログレッシブ」モード)をリモコンのボタンで簡単に切り替えることができ、映像の状態に応じたモードの選択が可能(マルチファンクション機能)。
ほぉ・・・と言ってしまうような機能が満載だったんですね。
■高画質ワイドモード(V圧縮)
16:9映像をオリジナルの画角で高画質に映し出す「高画質ワイドモード(V圧縮)」機能。
DVDや将来のデジタルBSチューナー等の各種ソースから入力されるフルモード(スクイーズ)映像を16:9のオリジナル画角で高画質に再生。
垂直方向の走査線の振幅を圧縮して走査することで、通常の約1.3倍の高密度なワイド映像を再現できます。
調べ直してみたら、こんな機能があったのかと、改めてびっくり。
アナログテレビは姿を消していく運命にありますが、このテレビだけはこのまま使います。
アップサンプリング(アップコンバート)機能がついていますし、16:9の映像も高密度で再現できるという点が大きい。
意外な再発見でした。
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購入金額
120,000円
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購入日
2000年頃
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購入場所
aoidiskさん
2011/01/10
いい時代の製品ですね。
このような製品に出会えると嬉しいですね。
※ソニー頑張って欲しい
nnsuteさん
2011/01/10
いやぁ、もう本当におっしゃるとおりです。