私はたまに日記等で触れていることはありますが、右腕に腱鞘炎、首のむち打ちからくるきつい肩こり、腰痛など体のあちこちに不調を抱えています。
不調のうち、左手の骨折の跡や右足首の靱帯損傷などは痛みを緩和するような治療が意味をなさない症状であるため諦めていますが、前述の腱鞘炎や肩こりなどはマッサージや湿布などがある程度は効く症状です。そのため、マッサージ院や整骨院などで時々痛みを和らげてはいるのですが、そう毎日通えるものでもありません。時間も金もかかりますからね。
そこで現在閉店セール中のホームセンターで見つけた低周波治療器を試してみる気になりました。過去(30年前)には家にこの類の低周波治療器があったのですが、そのときには表面がじわじわするだけで全く効かないと不評でした。しかし、最近の治療器はそれなりに進歩したといわれていますので、それを確かめてみようと思ったのです。
展示見本品というシールが貼られてしまっていますが、肌に貼るパッドは未使用であり、ケース内展示品ということで、基本的には未使用品です。
パッケージの中身です。外箱以外の欠品はなく、お試し用の乾電池(単4マンガン電池)も開封されていませんでした。もっとも、マンガン電池ではごく短時間しか動きませんが…。
とりあえずパッドを接続して使える状態にしてみました。パッドと本体の間は、オーディオ用の3.5mm2極プラグと同じものと思われる端子のケーブルで接続します。パッド側のコネクターは、なんというか服のボタンのような形状です。
部位によってはかなり強めに感じるほど
それでは実際に使ってみましょう。
使い方は特に説明がなくても理解できる程度にシンプルです。パッドを患部に貼付したあとで、本体の強弱調整を兼ねたスイッチを入れるだけです。ただし、原理的に当然ではあるのですが、パッドは必ず2枚両方を体に貼る必要があります。
基本メニューは
・肩
・足裏
・ふくらはぎ
・腰
と用意されていますので、それらの部位であれば、各部位に最適な動作モードで動いてくれます。
それ以外には
・たたく
・もむ
・おす
・さする
という動作モードが用意されていますので、基本メニューでしっくりこない場合や、当てはまる部位がない場合などはこちらで自分の好きな動作を選ぶことになります。
さらに、細かい調整としてパッド付近を重点的に刺激する「ポイント」や、パッドの間を幅広く刺激する「ワイド」、さらに片方のパッド側を強く動かす「白」「赤」といった切り替えが用意されていますので、これらも適宜調整します。
自分好みの動作モードを見つけられたら、あとは強弱を調整するだけです。ただ、腕やふくらはぎで使うと、半分以上の強度を設定すると動きすぎて痛いと思うほどに強力です。
低周波治療器ですので体の奥まで響くような強さではありませんが、腱鞘炎などには結構効きそうです。少なくとも、10分ほど動かした後はしばらくは痺れが和らいで腕も軽く感じました。
反面、私にとっては腰痛緩和のためにはやや弱すぎるという感じもしました。このあたりは業務用のマッサージ器にはどうしても及ばない部分です。
それでも3,000円もしない程度の機械で、ある程度の効果が得られれば十分でしょう。交換用パッドの価格が高い(1ペア2,000円)という弱点はありますが、これについては必要があれば格安互換品を使って試してみたいと思います。
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購入金額
2,689円
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購入日
2019年09月04日
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購入場所
ケイヨーデーツー
mickeyさん
2019/09/06
肩こりが辛い時に使うと緩和しますね。
格安互換品のおパッドを使っていますが
今のところ問題いないです。
jive9821さん
2019/09/06
肩こりのような疲労性の症状であれば、この類の治療器でも結構効果が得られると判ったのは収穫でした。
互換品のパッドについては、意外と評判が悪くなかったので使ってみようと思っていたのですが、既にお使いの方のご意見は参考になります。どうせ純正のパッドもそれほど長持ちするものでも無いと思いますので、近々購入してみようと思っています。