SANYO/eneloopブランドの、充電式カイロです。
数年前にいただいたものですが、酷使に耐えて今も使えます。
既にディスコンですが、Amazonなどで類似品を探すことが可能です。
ほとんど見かけなくなったオイル式ハクキンカイロや、松下の黄金カイロ。
今は使い捨ての良いカイロがありますので、需要はそちらに移っていると思いますが
充電池を利用するカイロもそれなりの良さがあります。
低温やけどの心配はほぼゼロ すぐに温まる
eneloop等の単3充電池を2本使います。
本体上部にUSB充電用変換プラグがありますが、ケーブルやプラグは紛失してしまいました。
今ならMicroUSB仕様になっているのでしょうが、当時はミニプラグ状のものを利用してました。
充電に要する時間は、ACからで4.5時間 USB経由で12時間です。
電源ボタンはひとつ。
ファンクションボタン方式です。 3色に変化するLEDが現在の使用状況や電池残量を示す仕組み。
停止~弱モード(橙色点滅)~強モード(赤色点滅)~停止(このときLEDの色で電池残量を示す)
弱・強モード使用時にSWを長押しすると、ターボモードに入ります(赤色点灯 5分で通常に戻る)
持続時間 周囲温度10° 周囲温度零度
弱モード 100~180分 70~150分
強モード 90~150分 60~120分
本体の温度
弱モード 平均39°
強モード 平均41°
ターボモード 平均46°
電源を入れる前の表面温度
赤外線温度計 を使用して計測してみましたが、本体から熱を奪う金属板の上では、
低めに表示されました。
電源オン30秒後の表面温度
貼るカイロとは違う使い方
一般的にはポーチに入れ、ポケットに入れて使用するでしょうし、設計値程度になります。
使い捨ての貼るカイロのように、腰や肩に貼るには不向きです。
腹巻などに忍ばせるにしても、固いので不向きです。
持続時間も短いので、
通勤時のコートのポケットに忍ばせて使うのが一般的な使用方法だと思われます。
また、少年スポーツ団の応援をする保護者がグラウンドコートに忍ばせて使うのもよいでしょう。
風邪などで体温が上がっている時は、手足等末梢は思いのほか大変冷えます。
体調が悪くても、外出しなければならない時、冷たい手を温めてくれそうです。
私は冷える冬の朝一番 車を使った買い物に際して利用します。
冷えた手指
運転自体に支障はきたしませんが、レジで小銭を支払う時に、かじかんだ手指が上手く動きません。
小銭をばらまかないように このカイロで手を温めておくと、ずいぶん違うんですよ。
PTC
おそらくPTCと呼ばれる電気ヒーターが内蔵されていると思われます。
PTCとはPositive Temperature Coefficientの略称で「正温度係数」と訳されます。
ヒーターの温度が上昇するにつれてそれ自体の電気抵抗が上がる仕組みを利用して過度な温度上昇を抑えつつ、同時に省エネを実現しています。
コンピュータ制御されているようで、設計温度を上回る事がありません。 この温度なら、体の不自由な方やお年寄り、小さなお子さんが使用しても低温やけどの心配がありません。
安心ですね。
現在多機能付加価値が売り物の乗用車のステアリングやシート。
また屋外で働く方用のワーキングウェアにも この種のヒーターが利用されているようです。
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購入金額
0円
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購入日
不明
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購入場所
いただいたもの
タコシーさん
2016/12/17
田村製作所の商標登録なんですわ...
タコシーさん
2016/12/17
http://www.murata.com/ja-jp/products/thermistor/ptc/basic...
フェレンギさん
2016/12/17
特に10キロ以内の短距離通勤でお車をお使いの方は、エンジンが温まる前に着いちゃいますから。
くろぱんださん
2016/12/18
こういったカイロってやはり男性の方に人気なのでしょうかね。男性が持っているのは聞きますが、周囲の女性にはなかなかいません。服のポケットが少ないからでしょうか。
寒い時期のクルマ対策…ひえひえのステンレスシフトノブにモコモコ手袋を被せ、非常にダサくなります。(なぜか手袋をしない)
フェレンギさん
2016/12/18
いや、eneloopのことではありません。 ドライビンググラブのことです。
冷たくても、なんでも素手でなければ嫌なんでしょ? 私もそうです。
2輪やゲレンデでは手袋なしでは過ごせませんが、ステアリング相手は素手が好きです・