DG41MJは使い勝手も良く気に入っているのですが、最大の弱点はTDP 65W以下のCPUでなければ認識しないということです。LGA775ではCore 2 Quad Q8400も余っているのですが、これはTDP 95WのCPUですから電源投入後、このCPUに対応していないというメッセージを表示して停止してしまいます。Core 2 Quadであれば末尾に「s」が付くCPUは使えるのですが、これが今買おうとすると案外高価ですので、それならばシステムごと入れ替えようという考えになりつつありました。
最終的にはZ77/H77辺りのMini-ITX対応マザーボードに、Core i7-3770Tを組み合わせれば文句ないと思うのですが、生憎そこまで予算が回りません。とりあえず暫定的にこれと手持ちのPhenomII X4 905eを組み合わせれば物理4コアCPUのPCとなりますので、あくまで期間限定であれば十分な性能のPCとなるでしょう。
このマザーボードは本来クライアントPCとして使われることを前提にしているため、各種オーバークロック向け機能や、Core Unlockerなどの通常のATX向けマザーボードと同等以上の機能が用意されています。用途によっては非常に魅力的な構成ではあると思うのですが、私の場合は用途限定のサーバーにしか使いませんので、正直いえば少々過剰装備です。
ただ、USB3.0の搭載やオンボードグラフィックのHDMI出力など、現代的水準の装備はある程度恩恵が受けられる部分であり、有り難い装備ではあります。できればオンボードグラフィックのアナログ出力端子（せめてDVI-I）はあった方が便利だとは思いますが。チップセット自体はアナログ出力もサポートしている筈ですので。
サーバー用途が前提の私にとっては装備過剰ともいえる製品ですが、通常の小型PCを必要としている方（この方が圧倒的に多数と思います）には小型ながら装備に手抜きのない、良く出来たマザーボードとまとめることが出来るでしょう。
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購入金額
4,980円
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購入日
2012年04月29日
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購入場所
TWO TOP 秋葉原本店
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