私が初めて読んだ氏の作品で、これがきっかけで氏の作品を読むようになりました。
ストーリーは、和泉康正が遺体となった妹を発見し、巧妙に自殺を偽装されていたものの肉親としての直感から他殺であると看破、元恋人・佃潤一と親友・弓場佳代子のどちらかが犯人であると確信し、警察に協力せず自らの手で犯人に裁きを下すことを決意する、といった感じです。
和泉康正は交通課の警察官で警察自体に関して良くも悪くも理解があるわけですが、この康正と加賀恭一郎による駆け引きは結構読み応えがあります。
ちなみに、この作品は最後まで犯人がどちらかなのかハッキリと提示しません。
内容をよく読んで自分なりに整理して結論を出す必要があります。
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購入金額
620円
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購入日
不明
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