HD6870を購入したので、セットでこちらも購入しました。
少々割高感が否めませんが、3画面ゲームをやるためなら多少の出費は気にしません!
これはDisplayPort出力端子をDVI出力に変換するものです。
主な用途だと、
最近のVGAに搭載されているDisplayPort出力端子ですが
現在のモニタの対応状況と価格の面でDisplayPortにまで対応していないと思われます。
なので、標準搭載されているDVI端子に変換してしまおうというものです。
しかし、なぜこの割高な製品でなくてはならないのかというと
理由は一択、RADEON HD5000系とHD6000系に搭載された『Eyefinity』を使うためです。
現在までのRADEONではEyefinityを使用する場合、出力端子の組み合わせの制限があるのです。
DVIを中心に使う今回の場合、
DVI+DVI+HDMIと行きたいところなのですが制限が効果を発揮してしまうようです。
この制限とは
VGA,DVI,HDMIといった出力端子には必ず「出力タイミングクロック」を
含む必要があるのですが、HD6870やHD5XXX系は
タイミングを発振するクロックジェネレータを2基までしか搭載していません。
なので3つ目にHDMIを選択しても、別画面としては認識されないのです。
図を用意しましたので、どうぞご覧ください。大体こんな感じです。
この動作に必要なクロックを生成して信号に乗せることができるのが
本製品「Displayport→DVI アクティブ変換アダプタ」なのです。
(自身の力で動作をすることをアクティブ、
通常の変換アダプタのように信号線の並びを入れ替えるだけで
自身では動作させることができないものをパッシブといいます。)
いろいろ書きましたが、
とにかくこの『アクティブ』変換アダプタを使わないとRADEONのEyefinityは使えないということです。
(2010年11月7日現時点では。)
はやくHD6870と組み合わせて、3画面でゲームをプレイしたいものです...
※2010.11.12追記分
時間ができたので接続・設置しましたー
新たに、ゲームPCにHD6870を組み込み、ケーブルを配線します。
モニタ側の入力端子は、DVI。
HD6870側の出力端子は、mini-DisplayPort。
このアクティブ変換アダプタだけでは変換できないので、
HD6870に付属のmini-DisplayPort→DisplayPort変換アダプタを挟みます。
↓ ↓ ↓
左からmini-DisplayPort→DisplayPort→DVIとなっています。
ちなみに、安いHD6870には
mini-DisplayPort→DisplayPort変換アダプタがついていないことがあるようです。
有無を確認してから買いましょう。
最安で買ったつもりがアダプタ代で変わらなくなる可能性があるので。
繋いだ後PCを立ち上げ、
Catalystコントロールパネルで3画面分のモニタを認識しているか確認します。
問題なければ、「グループを作成」でモニタの配置法を決め、
3画面を1つのディスプレイとして認識させる『ビックデスクトップ』を構築します。
これでEyefinityは完了です。
あとはゲームを起動し、画面設定の解像度欄から5760x1080ドットなどを選択すれば
みごと、超超超ワイドなゲーム環境の完成です! 拡大してみてください
このような結果に。
旧ゲームソフトでこれを使うと、
横に伸びすぎて相対比がおかしくなりゲームを阻害する可能性があります。
特徴的な例にCall of Duty系。↓
恐ろしく見た目がOUT。みんな短足、寸胴。
ゲームなんかできたものじゃない...
効果があるかどうかはゲームにもよりますね。
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購入金額
5,980円
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購入日
2010年11月06日
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購入場所
ark
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