(いまだに著作権などを無視した違法性の高い動画も多く…
私がかつて担当してた番組もいくつかアップロードされています)
そして、他にも…エロ、グロ、ナンセンスな動画ばかり…
とても観賞に堪えうるシロモノではない!と、
企業にとっても、自分たちがいるメディアの人たちにとっても、
YouTubeは、眉をひそめる「受け入れがたい」存在でした。
ただ、そこで視聴数を稼いでいる映像は、大勢の人が「見たい」…と
感じた動画であることは事実。
そしてまたその動画を見た人は、「こんな面白い動画があるよ!」と
人に伝えていく…という、ネットメディアに成長していくと…
昨日までYoutubeって…と、眉をひそめていた、企業はインフルエンサーを活用したCM媒体として…
また、映画やTVといったメディアは、プロモーションとしての活用を積極的に探り出したのです。
ただ、Youtubeの動画は、パソコンや携帯電話など、情報通信機器にある程度、接触している人でないと、見ることが出来ない…というのも事実。
そこに、「アイオープラザ」がやってくれました。「YouTube」をテレビで見るための「RockTube」という機器が登場した。
「RockTube」は、動画投稿サイトYouTubeの動画を大画面
テレビで見たり、動画をキャッシュしていつでも快適に楽しむことができる
YouTubeプレーヤーです。リビングのテレビで楽しむのはもちろん飲食店など
でサウンドやカラオケ代わりに使ったりと、その活用方法はさまざま。
貴方ならどこで、どのように使いますか?具体的な活用シーンを大募集!
RockTubeでYouTubeをたっぷり楽しんでください!
こんなものが広がっていくと…Youtubeがどれくらい身近になっていくのか?
TVの敵になってしまうのか?という不安もあり、敵陣に乗り込むつもりで、モニター応募。
(あんまり簡単に…TVを見るようにYoutubeが見られるようになると…地上波は今後ヤバイ?…と思ってしまうのです)
数日後、サンプル商品が送られてきました。
さっそく、送られてきたのは拍子抜けするくらい小さなBOX。
まるでテレビのようなリモコンで、操作する通信機器。
セットアップも簡単そうで…あえて「家電」と呼ばせていただきたいほどである。
が、やっぱり「RockTube」は「家電」ではなかった。
「RockTube」HDMHI出力もある…という。
せっかくなので、大型テレビに接続してみたが、映像が出ない。
しかたなく、アナログのコンポジットケーブルで接続したら…映像が出た。
どうやら、最初にコンポジットでつないで
その上で、本体から「HDMIに出力」を設定しないといけなかったらしい。
なので、セッティングには、ちょっと手間取った。
そして、詳しい使い方説明書は、インターネットで…とあり、
さらにメーカーのサポートがない!とハッキリ書かれていた。
なので、まだ、家電ではない!(よしよし…ウチのオバチャン(家内)ではセティングできないぞ…)
が、Youtubeのハイビジョン動画を再生してみたら、思ったよりも映像がキレイ
そして、リモコンで動画を選べるのは、やっぱり家電っぽい。
セッティングさえクリアすれば、あとは簡単!Youtubeが思う存分見られるようになります。
(やばい…やっぱりTVの未来は危ないか…)
実は、セットアップ直後…東北地方を襲った大地震が発生。
映像を選択する…きっかけとなるトップページは、
災害関連の動画で埋め尽くされたのです。
こうなったとき…、私は報道番組で流れている災害の映像ではなく、
被災された生の声が聞ける動画を見つけたいと思ったのですが…
その操作が、なかなか面倒…。(USBキーボードも取り付けられるようなので
それがあれば、多少便利かも知れないけど…それなら最初からパソコンで見た方が
早いかもしれません)
ということで、映像の探しやすさがこれからの課題。かと思わせる商品「RockTube」
オリジナルのポータルページなどを充実させると、便利になりそうです…。
いやそんなに便利に簡単になりすぎるとTVが困るので、あんまり簡単便利にならないで欲しい!というキモチも残るのですが…
そして、ハッキリと書かれていないけど、注目されそうなのが録画機能。
(それで商品名がRock「録(ろっく)」にひっかけられているのかな?)
外付けHDDにYouTubeの動画を録画(保存)できるようなのである。
宣伝文句には…「動画をキャッシュしていつでも快適に楽しむことができるYouTubeプレーヤー」と書かれていますが、ここでいう、キャッシュ…とは外付けHDDに動画を保存することのようです。
またここに著作権的にグレーな感じが残る…のですが、宣伝文句には、さらに過激に…
「飲食店などでサウンドやカラオケ代わりに使ったりと…」
これは音楽著作権的にもさらにさらにグレーな感じ…いや、動画によっては、完全にアウト!
制作者の立場から言えば、
映像作品の著作権は絶対に守られるべきモノであり、
権利保有者に無断で、使用、上映、公開などしてはいけない…のであるが…
あくまでも個人的な見解として…
映像コンテンツは一人でも多くの人に
見て貰ってナンボ!!
見て感じたことを、どんどん広げていって欲しい…と思うのです。
面白い!と思った映像は、どんどんアップロードして
みんなに見て貰おう!とYoutubeで公開していって欲しい。
そして、どんどん保存して、またどんどん人に伝えていって欲しい。
(再度念押ししますが、あくまでも個人的な意見)
でも、Youtubeに映像公開する前に考えて欲しい…大事な「お願い」が一つ。
アナタが公開することで「不利益」を被る企業や個人(特に大事)がいないか?を
考えて欲しい。
これは、著作権のある、なし…関係なしに大事なことなのです。
ネットといえど、多くの人に影響を与えるメディア。
人を傷つける、不利益を与える…ことはしてはいけないと考えます。
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購入金額
0円
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購入日
2011年03月18日
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購入場所
atsuo@tokyoさん
2011/03/28
ただ、普段Youtubeはほとんど見ないのでやっぱり買ってまでは手を出さないかな。
この手の製品は、テレビに繋いだ時に如何にPC並に操作が出来るかが課題の気がします。