※写真はSWiF2-1201
2号機PCに使うファンは風量(又は静圧)より、静音性を重視してきました。
(参考までに、今まで使っていたのは Sycythe KAZE-JYUNI 800rpm。)
しかし、今年の猛暑で明らかな排熱不足に陥っているのでファン交換を実行。
そして今回検討した結果に選んだファンです。
決め手は
ベアリングが「流体軸受」なことと、その割には安価で、評判もよかったこと。
ファンに流体軸受を採用する製品はあまり多くはありません。
そして採用しているファンは総合的に静かであることが多いので信用してみました。
色? 2号機PCはそんなもの気にしていません。というか付けると見えません。
まず基本スペック。(1201/1200)
ファンサイズ: 120x120x25mm
回転速度: 1200rpm / 800rpm
風量: 94.2m³/h / 60.4m³/h
音響ノイズ: 18.2dB / 8.6dB
消費電力: 1.68W / 0.6W
入力電流: 0.14A / 0.05A
許容電圧: 7~13V
ベアリング: Hydro-Dynamic Bearing (流体軸受)
付属品は、ファン固定用テーパーネジ、防振ゴムプッシュ。
どちらか選択できるようになってる。ファン自体はリブ無し。
メーカーも提言してますが11枚フィンは結構圧巻ですね。他の12cmファンと比べても大きいような錯覚を持ちます。
普通これだけフィンを増やすと、回転数が1000rpmを超えたあたりのノイズは大き目になりますが...
風量
1201に関しては申し分ありません。十分風量があります。
1200は回転数に見合った並みの風量でした。
手で吸気側を覆っても、結構風が直進してくるのでKAZE-JYUNIシリーズよりは断然に静圧が高いのがわかります。(1200/1201同様)
密閉型と言われるP180系にも最適化かと。
軸音、風切り音
軸音はほとんど...というか1200の方ならまず聞こえないに等しいですね。1201はほんの少しだけ聞こえる程度。
非常に優秀です。
風切り音は1201ではまぁまぁしますね。1200rpmなんでそこは回転数並みですね。
でも周波数的には気になる帯域じゃないので(低い)大丈夫かと。
1200はほとんど音がしないのでいいですね。吸気側での音がほぼ無音。
他気になる点
ファン電源の線は熱収縮チューブがかけられているが、
カバーと言わんばかりの取り付け加減なのでおまけと考える。
1201はフレーム強度が足りないのか、ちょっとフレームにビビリが発生するので
ケースが共振しないような固定(防振ゴム他)を心がける必要がありそう。
----------------------------------------------------------------------
1201/1200、予想通り、軸音に不快さを含む音が少なく優秀だと思いました。
思っていた以上に静圧があり、吸気側の不快音も少ないので吸気ファンにも最適かと。
1201が高回転モデルだといっても1200に比べて軸ブレが多い、などはありません。
むしろ静音+高吸排気の方へのおすすめは、1201を1000rpm程で動作させることです。
今後時間経過してどうなるか...
流体軸受の実力をみるのにお手軽なファンです。
しかし、フレームと軸のブレ少なさではNocutuaのファンには勝てませんね。
自分が見た中で最高の流体軸受ファンはやっぱりNocutuaです。
-
購入金額
1,280円
-
購入日
2010年08月20日
-
購入場所
TSUKUMO.ex
shaftさん
2010/09/21
Cryshiiさん
2010/09/21