30Wのニクロム線タイプはんだごてです。

 作りや値段、パッケージに書いてある用途、ヒーター能力から見て、アマチュア用です。

パッケージの用途には、電子部品用などと書かれていますが、30Wもの大出力は明らかにオーバースペックです。

電子工作に慣れていない素人が、こんな馬力のあるハンダゴテを使ったら、一発で部品壊します。

パーツをガシガシ実装するだけならば、20Wで十分です。

30Wもの大出力にもかかわらず、小手先が非常に小さいです。

これでは、小手先の熱容量が不足するかと思われます。

熱容量の大きい小手先も販売されていません。

30Wにしてはえらい熱くなっているようだな…と思ったら、タコシーさん情報でgoodのハンダゴテは高温になると情報いただきました。

熱すぎるとはんだはよく溶けますが、フラックスの洗浄能力が半減したり、ハンダの劣化が促進したり、部品が壊れたり、いいことはありません。

軽自動車のボディ（グリップ、断熱材）に、V6ターボエンジン（爆熱30Wヒーター）を積んで、40年前の4速MT（か細い小手先）で無理やりつじつま合わせしているような、チグハグ仕様です。