Ainex扱い、Evercool製の2Slot領有型PCIslotファン。
縦15mm厚のシロッコファンを採用し、ただの排気ファンのくせに2Slot領有するという、使いどころが限られる製品。
領有が多い分、1Slot領有タイプの製品と比較して風量が大きく、Ainexで販売されているRSF-06比較で倍以上の12.5CFM。これは8センチファンの静音モデルに匹敵する数値だ。
2Slot占有型のシロッコファン。PCI装着型としては破格の厚みがある。
ただの排気ファンなのに、2Slot占有してしまう厚み。使いどころが難しい。
ただし、騒音の大きいシロッコファンを採用している関係上、動作音は大きい。
写真の製品は既に改造済みなのだが、本来はペリフェラル4PIN接続で、そちらに繋いで動作させた場合、シュゴーォォォォォォ・・・・って音が結構な勢いで響き渡る。
そのため、回転数制御しない状態での利用は割と苦痛を伴う。
本来はファンコンなどで制御すべきなのだろうが、以前に改造したPCL-101と同様、センサー端子があるけど配線されていないだけなので、性能低下は覚悟の上で3PINコネクタ化した。
3PIN化を実施。ケーブルとコネクタは電子部品店にて100円くらいで購入。
これにより、本来は2400rpmで動作する製品を、300rpmまで回転数を引き下げてある。
回転数を下げてもそこそこ風量があるため、300rpmでも必要十分な風量が確保出来た。
3PIN化によりマザーのファン制御が使えるようになったので、VRMの温度センサーにリンクし、いざとなれば最大1600rpmでの排気を実施するよう設定してある。
まあ、要するにここまでしないと五月蝿くて使えない訳だが、本来この手の製品はケース内エアフローの不足をどうにかして補う最終手段みたいなもの。
騒音を云々するのは野暮なのかもしれない。
ただ、個人的に気になったのはこの意味不明な英文。
中央の”FOX-2”ってのは、米軍などでミサイル発射時に友軍機へ警告する符丁。
ちなみにFOX-1だと中距離空対空ミサイル、FOX-2だと短距離空対空、FOX-3はバルカンの発砲ってことになってる。
その下にある”Guided Missile”ってのは誘導ミサイルの意であり、その右には”Mission Destroy(殲滅作戦)”とか物騒極まる文章が並ぶ。
よく見れば、ファン中央にもレティクル(照準線)が描かれ、targetの文字が。
まあ、冷却したいものを、短距離で狙い撃ち!.....ってことなんだろうけど、なんというか厨二チックな感じだなあ。無地でイイノニ。
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購入金額
1,180円
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購入日
2014年10月19日
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購入場所
某支配人@名古屋定住@イベント行きたいさん
2014/10/19
とある爆熱グラボの冷却に利用してました。
Vossさん
2014/10/20