録画とデータのバックアップ用途のサーバーは当時制作したプラスチックケースに収まっていたのだが、HDDは1台むき出しになっていたり電源も使い始めて丸4年以上経つ物、さらに先日は
こんなエラーを吐いてサーバーが落ち(スペック上の限界は100度の筈なのだが…)、以後気になって計ったら暑い日中だとCPU温度はAtomにも関わらず50度後半に行く等、様々な問題を抱えていていい加減ケースから見直すべきかな…と思い、サーバーのケースなどのリプレース作戦を開始することに。
当初はまたプラスチックケースを加工してケースを自作するつもりでいたのだが、いざプラスチックケースを調達して来たはいい物の"なんか上手く行かなそう"な気持ちになり、結局無難なATXケースを調達することにした。折角準備したプラスチックケースは…まぁ何かに使うだろう。
さて、そういう経緯で安いケースを調達するべく秋葉原をうろついていたら、欲しい物がきっと見つかる秋葉原。
箱と付属品がない状態で1480円で売られている本品を発見。
・HDDを冷やせる他冷却面がしっかりしている
・ケースファンがデフォルトで1台は積まれている
・フルハイトカード積めて、HDDが3台以上積める
など、現在販売されているPCならまずクリアしているだろう条件をクリアしており、また私が欲しい条件を満たしていたので購入することにした。
そのケースに隣にはファンコンx2装備、ケースファンも4台装着済みで一回り大きいケースが同価格で売られていたのだが、同時に買い物に来ていた友人にジャンケンで負けてしまったので譲ることに。残念。
簡単でもファンコンがあれば、あの4250rpmのファンが有効活用できたのに…。
製品はそこまで古いものではなく数年前から発売されている物で、購入時は付属していなかったが本来は500Wの電源が付属している様だ。
どこかのショップでデモ機として使われていた物だそうで、ピカピカでは無いがこれから使うのに全く抵抗はでない程度の傷程度。
購入時には気づかなかったが、組むときに見ると底面の左側面部分が少し歪んでいた。
ご想像の通りどちらかと言えばぺらぺらケースなので、ちょっと力を入れてサイドパネルを組み込めば上手く矯正され、しっかりと嵌る。
またフロントには12cmファンが1つ付けられるのだが、パネルにパンチで穴を開けた簡単なファンガードの所為で風量がとても減ってしまい風切り音が凄かったので、ファンガードごと撤去。
フロントパネルに隠れる部分だし、見た目的にも問題は無いだろう。
1000rpm弱回転な所為もあるが、12cmファンを3台搭載しても音が気になったり共振して同じ部屋では眠れない、という事は無かった。
中身自体は安価な一般的ケースと言った感じで、電源は上方設置、3.5インチHDDや光学ドライブはインチネジで固定。
HDDは最大5台搭載できるが、5台搭載すると全て上下が密着する形になってしまいHDDの一面にしかフロントファンの風が当たらない、さらにマザーボード方面に風が一切行かなくなってしまうので、1台抜かしで計3台が実用上最大だろう。
安物ケースだと外側が黒塗装でも内側はシルバーなスチール剥きだし、何てことも多いが、このケースはRevが更新されてから内側も黒く塗装されている様だ。
そのお陰であまりチープさは感じられない。
マザーボードがAtomなmini-ITX、大きなビデオカード,CPUクーラー,光学ドライブレスなお陰で随分とシンプルに見える内装。
そして…
結局使われたジャンクな1000Wプラチナ。彼の成り行きは持ち物を参照。
サーバーに高効率電源なら頷けるが、それだけでなく1000Wなんて私の手持ちで一番出力の高い電源をAtomサーバーに持ってくる辺りどうかしている。
実際ワットチェッカーで調べたりしていないが、プラチナ認証なら400Wでも1000Wでも大して消費電力は変わらないだろう。たぶん。
壊れない事をひたすら願うのみである。
後から知った事だが、このケースの一番の売りはフロントのイルミネーションの様で、起動すると中々にきらびやかだ。
何故か右上だけ欠けている。
サイドパネルにも光るファンがあるので光る側をドアの方に持ってきたが、それでも暗闇になると自己主張は激しい。
危険な電源はいるが、少なくともHDDやシステム本体のエアフローなど以前の環境より改善されているはずなので、これからも安定して動く事を祈るばかりである。
Scythe GUNTER-BK 製品情報ページ
http://www.scythe.co.jp/case/gunter.html
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購入金額
1,480円
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購入日
2012年08月09日
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購入場所
秋葉原 東映
harmankardonさん
2012/08/25
鯖が光ると,目立ちますね.
miraさん
2012/08/25
前にも同じようなコメントをした気がしますが、私の場合秋葉原行は掘り出し物を探すのがメインテーマになっていますので。w
メディアや一部の特価品は秋葉原安いですが、その他の一般的な物なら通販が安定して安いですし、色々考え抜いた上で買えますからね。
安物買いの(略 って言われてしまえば終わりですが、こういう物探していると探している間にも色々面白い物発見出来ますからね。
こういう事があるから、秋葉原行はやめられません。