実はMSIが好きである時期から代々使用していたが、GIGABYTEには特に思い入れはなかったのだが、Dual BIOS等の機能には興味を持っていた。
定格運用派なのでOC時など定格外の運用において評価は出来ないのであらかじめご了承頂きたい。
★外観
GIGABYTE特有の青い基板が映えるデザイン。
メモリスロットや拡張スロットが色分けされており、実にカラフルなMBである。
リテンションまでもがオレンジ色の樹脂で成形されているが、バックプレートは残念ながら樹脂製でありCPUクーラーのテンションによってMB自体が歪んでしまう。
チップセットクーラーは特にファンなどは搭載されておらず、VRMにもヒートシンク等は搭載されていない。
しかし、VRM付近にはクーラーの固定に利用出来そうな穴が開いているので社外品が利用出来そうである。
MBの寸法としてはATX規格であるが、幅が規定いっぱいより少々小さいのでケースに収めるのは多少楽である。
だがその分IOパネルと逆側でネジでの固定が効かないために、メモリ挿入時等に余計な力がMBにかかって歪ませてしまう。(設計時点で織り込み済みであろうが、やはり気になるものである)
SATA端子が最近流行の横出しではないので、エアフローの阻害やCFX時の邪魔になるおそれがあるらろう。
必要があればL字端子のSATAケーブルを用意すれば良い。
★性能
PCI-Exスロットは上からx1、x16、1x、1x、16x形状x8なので、5番目のスロットにx16対応のカードを挿してもx16では動作しないので注意したい。
その他はBIOS更新やスロット配置等個々で注意すべき点であろう。
CFX構成にするにしてもx8、x8になるため、790FXには及ばないが十分な帯域を確保出来るので問題ないだろう。
★組みやすさ
ATXいっぱいの寸法ではないのでケースに収めやすい。
電源ケーブルについてはMB最下部のVGA用のペリフェラル4ピン電源を接続した方が良いことを考慮しておかなければならない。
場合によっては一番下のPCIスロットに装着するカードが干渉するおそれがあるので注意したい。
またFDDケーブルも最下部にあるため、MBからFDDまでのケーブルマネージメントがキモとなるであろう。
★互換性
CPUはAM3のCPUにもBIOS更新で対応するので問題ないだろう。
将来的に6コア以上の物にも対応するかは不明だが、790Xチップセット搭載であれば恐らく対応するのではないだろうか?
この点からも向こう半年くらいまでは最新CPUを乗せられそうである。
メモリはDDR2だが、1066MHz、最大16GBまで対応するのでまだまだ使えそうである。
★総評
まだまだ性能は現役であるし、全く問題はない。
あえて欠点を挙げるとすればDDR3メモリが積めない点と、サウスブリッジであるSB600が微妙に不具合が起きやすい点であろうか。
今更7シリーズチップセットを選ぶ意義は手持ちのメモリを生かすような用途しかないだろう。
用途に合致すれば中古で手に入れるのも良いと思う。
★満足度
今となっては古さが否めないが、性能は第一線で活躍出来る。
もうすこし付加価値があればと思うが、値段からしても満点の5点を付けたいと思う。
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購入金額
3,000円
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購入日
2009年頃
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購入場所
しょぼさん
2010/04/02
しょぼさん
2010/04/02
かずや。さん
2010/04/02
退会したユーザーさん
2010/04/02
しゅ~みぃ~さん
2010/04/02
退会したユーザーさん
2010/04/02
退会したユーザーさん
2010/04/02
infychanさん
2010/04/04
COOL!!ありがとうございます!
変に互換性が高いのでずいぶん前からAM3移行のタイミングを逸してるのは内緒ですw
>かずや。さん、Miewさん、しゅ~みぃさん
COOL!!ありがとうございます!
>skinheadさん
COOL!!ありがとうございます!
なかなか良い物件捕まえましたw
退会したユーザーさん
2010/04/08
infychanさん
2010/04/09
COOL!!ありがとうございます!!
定格派なので負荷は余りかかっていませんが、今も問題なく動いてくれています♪
infychanさん
2011/02/01
お疲れ様でした・・・!
しばさん
2012/06/06
私が思ってることを全部書いてくれた感じがします、とても参考になるレビューですね。
ちなみにうちのメインマシンのマザーボードもコレです。
infychanさん
2012/06/10
そろそろAM2も古くなってきましたね・・・
でも意外とまだまだ現役で使えるプラットフォームかと思います。
でもそろそろソケットFM2出ますよね~(キニナル・・・