自分の手には少々大きかったのでゲーミング用としては小型の部類に入るこちらを購入しました。
第一印象としてその形状の良さと握り心地に驚きました。
DeathAdder に比べて小型なので私の手にはしっくり来る大きさです。
また、表面・サイド共にラバー加工が施されており、長時間の使用でも汗でベタベタするといったことはありません。
サイドの親指の当たる部分の窪みも絶妙でぴったりと手にフィットします。
クリック、サイドボタン、ホイールについても硬すぎず柔らかすぎず非常に押しやすいです。
デフォルトのソールについては「滑りが悪い」との評価もありますが
特別に滑りが悪いと感じることはありませんでした。
リフトオブディスタンスも自動調整機能のおかげで少し浮かせるだけでポインタの反応が止まりますので
ローセンシスタイルでマウスを頻繁に持ち上げる際も問題は起きません。
と、ここまで書いたように形状や使い心地は素晴らしいのですが
専用ソフトウェア「XAI Configuration」は非常に癖があり
設定を保存すると数秒ポインタが固まる、設定保存後にマウスの感度が極端に上がることがある(何度かAPPLYボタンを押せば直ります)、マクロ機能が正常に働かない、など、
専用ソフトウェアが熟成されていないように感じます(ソフトウェアのバージョンは最新の1.42を導入済みです)
専用ソフトウェアを入れなくても、マウス本体の底面液晶で同じように調整が出来ますがマクロ機能に関しては専用ソフトウェアを導入しない限り利用出来ません。
また、右サイドにもボタンがあり右利き左利きに両対応と謳っているようですが
右利きの私は右サイドボタンを薬指などでたまに押してしまうことがあり、少し気になります。
使わないサイドボタンはXAI Configurationにて無効(Disable)にすればよいのでしょうが
当方の環境では初期不良なのかファームウェア&ドライバの不具合なのかはわかりませんが
無効にしようが他の機能に割り当てようが、右のサイドボタンを押すとマウスの反応が数十秒なくなるという症状が出ています。
このため誤って右のサイドボタンを押してしまうとゲーム中でもマウスの動作が止まり困っています。
右サイドボタン、左サイドボタンでクリック感が多少違うのも気になるところです。
更に左サイドボタンについてもボタン5(左前サイドボタン)がパッケージ開封直後から反応しない症状があり、
一度は返品や交換を考えましたが何度かマウスを振ったり、ボタン5を強く押し込むなどしてようやく正常に動作するようになりました。
こちらも個体差なのか初期不良なのか不明ですが接触不良が起きていたようです。
私の印象としては形状や握り心地、トラッキング性能などは素晴らしいと思いますが
専用ソフトウェアの使い勝手の悪さ、少々疑問を感じるマウスのスイッチ部分の作りなど、
約1万円という価格には見合っていないと感じました。
ただ、それでもこのフィット感と表面のラバー加工、トラッキング性能などは素晴らしいものがありますので
これからも短所には目をつぶって使い続けようかと思っています。
なお、私のXAIのファームウェアはデフォルトで1.4.8になっていました。
公式サイトでは最新ファームウェアは1.4.2となっており、1.4.8はダウンロードできない状態のようですが
調べたところ、品質管理上の都合上で現在出回っているロットは1.4.8になっているそうです。
1.4.2、1.4.8で、ユーザーの目に見える変更はなく、そのため公式サイトでも1.4.8は配布されていないとのことでした。
ひょっとした私の右サイドボタンの不具合はこの1.4.8ファームウェアに原因があるのかもしれません。
-
購入金額
10,980円
-
購入日
2013年頃
-
購入場所
ドスパラ 日本橋店
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。