DSi LLはまったく興味が無かったので相場などは知る由もなく、帰宅後ネットで相場を検索してみると新品で最安値15,670円という衝撃の事実がっ! まあ良くある話です(^-^;
3DS発売前のため今更ですがせっかくなので簡単に紹介していきたいと思います。
●DSi LL
DSi LLは基本設計はDSiのまま大型の4.2インチ液晶パネルを採用したDSiの派生モデルです。そのため機能的にはDSiとの差はありません。
天板は高級感を意識して光沢パネルが埋め込まれています。本体側面と裏面の塗装はマット仕上げになっていてDS Liteなどの光沢仕上げより指紋のあとが目立たないので良い感じです。
ファームウェアは1.4J。DSiウェアがはじめから3タイトル内臓されています。
●付属品
付属品は「DSi LL本体、ACアダプター、ペン2本、説明書類」となっています。
タッチペンは本体に取り付け可能な従来製品と同じタイプのほかに太目のグリップの良さそうなペンタイプも付属します。ACアダプターはDSiと兼用可能となっています。
●液晶の残像感について
残像はDL LiteやDSiと変わらずあります。中間色に弱い感じでしょうか。
ゲームプレイでは気になるほどではないので多少は改善されているのかもしれません。
●本体の重さについて
本体の重さはDS Lite(約218g)やDSi(約214g)に対して約314g。持つと明らかに過去のDSシリーズより「重い」と感じます。軽さを売りのひとつにしていたDSのバリエーションモデルとしては微妙かもしれません。
タッチペンをメインで使用するタイトルで机などの上に置いてプレイする分には気になりませんがL・Rキーなども使うアクションゲームなどをプレイするには向いていないと感じました。
●液晶パネルについて
液晶のサイズが4.2インチに大型化されて4:3という比率も手伝って非常に大きく感じます。視野角については大幅に改善されていて過去のDSのTNライクな非常に狭い視野角とは別物でISPライクになっていて良好です。
少し残念なのは液晶サイズと比べて解像度が低い関係で液晶のドットとドットの隙間の画素の無い部分のラインがクッキリと見えてしまいます。
DS Liteで問題になっていた液晶パネルの黄ばみ(輝度ムラ?)などはありませんでした。DSiの液晶パネルは白色が黄色みのある色合いですが、DSi LLの液晶パネルの白色は青に近い感じで良いと思います。(発色については本体の製造ロットにより変わるとのことですので参考までに。)
液晶パネルについては保護シートを貼るのがあたり前になっていますが、展示してあった関係で購入時から少し汚れが付着していました。メガネのクリーニング用の布で汚れを拭き取ってみたところ、上下の液晶共に表面がきちんとコートされているのか傷は付きませんでした。
SonyのPSPシリーズはメガネのクリーニング用のきめの細かい布で拭いても液晶上のクリア面は傷が付きやすいので意外でした。PSPの傷付きやすい表面処理は要改善ですね(^-^;
●ドット抜けについて
新古品でしたので店員さんの了解を得て店頭で動作確認させてもらいました。ドット抜けの確認ができるのは中古品のメリットと思います。
ドット抜けが無いことを確認し、新古品ですので問題ないとは思いますが各ボタンやタッチパネルなども確認できる範囲しました。
●十字キーとボタンについて
十字キーの感触はDSiと同じでラバーの品質のせいかカチカチと音が出るタイプでイマイチ。気のせいかDSiより僅かにストロークがある様に感じます。やはり入力デバイスに関してはDS Liteのほうが良いですね。
ボタンについてはDSiのあの独特なストロークの短い感じのクリック感。気のせいかもしれませんが十字キー同様に若干改善されているように感じます。DS Liteには劣りますがDS LiteとDSiの中間くらいの感じです。
●バッテリーについて
内臓リチウムイオンバッテリーはDSiの840mAhと比べて1,050mAhへと大容量化されているため最高輝度で約4~5時間(DSiは約3~4時間)プレイ可能ということです。
●感想
大画面については採用している液晶パネルは視野角と発色・輝度なども良好ですが、解像度が従来製品と変わらないためドットが荒くみえてしまう関係で決して綺麗な液晶とは言い難いのが少し残念。DS用のゲームはそれほど持っていないのでなんとも言えませんがマリオカートDSなどでは大画面化により「迫力が増しているかな」という印象です。
バッテリーの大容量化で実稼働時間が長いのはポイント高いです。変わりに重量増と本体の大型化により形態性は低下していますのでDSiと比べてしまうと微妙なところでしょうか。
微妙なカラーリングについては初期のモデルに追加する形でブルーなどの新色が加わり地味さは薄くなった印象です。
薄さを意識した結果、十字キーとボタンの操作感が犠牲になっているのは厳しいです。タッチペンのみの入力でプレイするゲームは限られるのでボタンなどの操作性については次世代の3DSで改善されてることを望みます。
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購入金額
13,500円
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購入日
2010年10月頃
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購入場所
beckさん
2010/10/10
Sheltieさん
2010/10/10
コメントありがとうございますm(_ _)m
DSi LLはDSiと並べてみると明らかに大きさが違うので驚きました。自分も以前DSiを購入したときに僅かですが液晶パネルが大型化されていたのでDS Liteには戻れないと感じました。DSi LLでは大画面化にプラスしてDSシリーズの最大の弱点だった視野角の狭さの問題も解決されているので予想以上に良い感じですね。
コスト的な問題はあると思いますが次世代機の3DSでは液晶の反応速度も高速化されることに(どちらかというとソフトよりハードウェアのマニアな自分としては)期待していたりします。
ネイエフさん
2010/10/10
迫力は増したなと思います
しかしながらテキストは荒れが目立つのでものによっては見づらいのもあるかもしれませんね
100グラムが正直ここまで大きく感じるとは思いもしませんでしたね~
DS Liteと比べて持ってると明らかに手に重さを感じて疲れてきます
侮ってました(汗
Sheltieさん
2010/10/10
テキストの粗さについてはDSの設定画面の文字がすでに荒く感じてしまうのでテキストを読むことがメインのゲームではすこし厳しいかも・・・と感じました。
重量に関してはPSP-1000から2000になったときに「凄く軽くなった」と思ったことの正反対のことが起きているわけで、100gの重量増は厳しい感じですよね。慣れもあると思いますが、さすがにこの重さは気になります。DSi LL用のグリップも注文してみたので重量増がどの程度ゲームプレイに影響するかテストしてみる予定です。