【モデルナンバー(実クロック)】1.7GHz
【コードネーム】Willamette(ウィラメット)
【製造プロセス】0.18μm
【L1/L2キャッシュ】8KB/256KB
【コア電圧/TDP】1.75V/64W
【主な拡張命令】SSE/SSE2
【Socket/Slot】Socket423
【リリース時期】2001年春
intelの悲劇のNetBurstアーキテクチャの最初のコアのCPUです。
60Wをも超える消費電力からホットバーストとか言われてました(^^;
20段にも及ぶ、ハイパーパイプラインはクロックを上げるのに有効ですが分岐予測を外したときのペナルティーは大きく、実クロックの割りに性能はあまり高くなく、アプリケーションレベルではAthlon1.4GHzに大きく遅れをとっていました。intelはSSE2対応のベンチで優位性をアピールしますが、当時はSSE2のアプリケーションは少なくクロックだけがウリのようになっていました。(メモリのベンチだけはQuadポンプで読み出すので、PenⅢの4倍くらい速かったのですが・・・)
当時のチップセットはi850の限られ、まだまだ高価だったRIMM対応となっていました。しかも、intelはPentiumⅢ時代にRIMM対応チップセットのi820のMTH(メモリ変換ハブ)チップで不具合(リコール)を出していたので、信憑性も今ひとつでした。
この為、intelはPentium4にRIMMをバンドルして販売します。しかもRIMMが付いて価格据え置きと採算度外視な売り方でした(^^; それでも、あまり普及しませんでした。当時のロードマップからSocket423が短命だと判っていたからかも知れません。
結局、Pentium4が普及したのはSocket478でNorthWood(ノースウッドコア)とi845系のSDRAM/DDR対応のチップセットが登場してからになります。
ちなみにこのCPUはDELLのdimension8100に搭載されていたものを貰ったものです。
http://ascii.jp/elem/000/000/318/318426/
DELLやゲートウェイなどの直販メーカーはPentium4登場時に99800円(本体のみ)でバーゲンしていました。もちろん、CPU以外の構成は最低限でした(^^;
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購入金額
0円
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購入日
2006年頃
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購入場所
友人からの貰い物
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