こちらもASUSのXP55T2P4と並ぶ名機でした。
【メーカー/型番】Gigabyte / GA-586STX2
【チップセット】SIS 5582
【Socket/Slot】Socket7
【対応CPU】FSB60~75MHz、CPUコア2.0~3.5Vのintel、AMD、CyrixのCPU
【メモリスロット】SIMM×2、DIMM×2(混同OK)
【拡張スロット】PCI×4、ISA×3
【主なオンボードデバイス】USB×2、IDE(ATA33)
【フォームファクタ】ATX
【リリース時期】1998年頃
当時では珍しい、ワンチップのチップセットであるSIS 5582を仕様していました。これは430TX対抗のチップセットでローコストでFSB75Hz、USB、UltraATA33に対応していました。(隠し設定でFSB83MHzにも設定できます)
また、庶民にやさしいSISチップでしたので、SIMMとDIMMの混載ができました。これにより当時、(貧乏学生にしては)大枚を叩いて購入したFPの16MBのSIMMを2枚再利用できました。この頃のマザーは混載できるものが多かったです。cyrixMⅡの対応をマザーに堂々と書いているのが気に入りました(^^;
BIOSをUPデートすると公式にはK6-Ⅱ400MHzまで使用できます。但し、FSB66MHzの2倍設定(これで6倍動作します)で400MHzとなります。
ちなみに電圧設定でAUTOがあるのですが、新しいCPUでもちゃんと使えたのでしょうか(^^;
壊れそう&BIOSの立ち上がる時間が遅くなるような概念を持っていたので使っていません・・・
ASUSのXP55T2P4に比べると地味な印象がありますが、基板は非常に綺麗なレイアウトで余計なコネクタやジャンパが無く、シンプルな物に仕上がっています。また、設定電圧は公開された設定でASUSのものを凌駕しています。これも将来を見据えた素晴らしいマザーだと思います。
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購入金額
5,000円
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購入日
1999年頃
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購入場所
大阪日本橋(中古)
けんこうさんさん
2009/12/07
当時欲しかったです。
でもBabyAT派だったのでGA-586SGにしました。
ふっけんさん
2009/12/07
私は主力マシンは早々にATXへ移行して、ATケースはほとんどCyrixのMediaGXに奉げました。SISチップマザーはメモリとFSBの非同期の関係で中途半端なFSBの6x86系を使うには都合が良かったです。もちろん、安価な事も重要でしたが(^^;