□デザイン□
ピアノブラックで光沢があり、高級感があるデザインです。
また、角度調節ができないんですが
それでもこの風貌はPCスピーカーというよりPCオーディオ的な要素も踏まえてそうな
妥協していないデザインです。
安っぽさが感じないので、長く使うユーザーにとっても非常に魅力的なデザイン。
また、ディスプレイのオレンジのランプが
80年代オーディオ機器を想像するような
近年のPCスピーカーに少ない
「暖かさ」が感じ取れるような気がします。
□音質□
こりゃあいい感じです。
安物の音は一切しませんね。
ハイエンドオーディオってのは聞いたことないので比較のしようが無いですが
CAS-33と比べれば劣る点が多いですが
定位が良い。というか、聴き疲れがしない綺麗な音作りが魅力です。
・低音の評価
迫力は劣りますが、必要十分な低音は出ているので
軽くジャズを聞き流すならうってつけの低音です。
本体を揺らして鳴らすというよりかは、ウーファーコーンから純粋に低音が出ている感じで
置き場所としてあまり向いていない机の上に置いても、低音が潰れず
非常に心地の良い音が出てくれます。
高級スピーカーだと、どうしてもインシュレーターを置かないと
机ごと共振してしまって、ぼやけたり、妙に聴き疲れがするスピーカーが多いんですが
このスピーカーは低音のバランスが整っていて好印象です。
・高音の評価
超高音は潰れていますが、意外と綺麗で
程よい位置で高音を切り捨てているので、聞き取りしやすいです。
ツイーターが凄く綺麗な音を出しているので
2Wayそれぞれがちゃんと仕事をしているようですね。
・サラウンド感
広がりはあります。それこそ2chスピーカーとしてしっかり機能しています。
高級コンポなんて試したことありませんが
昔のミニコンポより、音の広がりがいいので、聞いてて楽しくなるかも。
ゲームにはそこまで向いていないかもしれませんが、
単純に幅広い音楽を聞くユーザーになら凄くお勧めですよねこれ。
□操作性□
タッチパネルという、当時発売していたスピーカーでかなり先進的な技術(笑)
とはいえ、操作性はやや疑問。入力ミスが多いし
突然反応したりと使い勝手はお世辞にもいいとはいえない。
音量調節はPC上からでも行えるのはいいんだが
こじんまりとした小さな部屋で音楽を聞く上では音量2%で充分というあれ。
もう少し音量の下限を小さくしてほしかった。
本体ではほとんど調節せず
イコライザ調節以外特に使用していない。
□機能性□
タイマー機能だったり、メール受信お知らせとか
なんか色々機能が充実しているみたいです。
私がよく活用しているのは、再生中の音楽確認と
CPU使用率モニター。
これで基本は煩わしいタスクマネージャーがいらないようになった。
これは凄く便利。他のスピーカーにも自慢したい。
□消費電力□
電源OFF時:6W
電源ON時(音量最少時):13W
電源ON時(20%音量):13W
まぁエコとはやや言いがたいですが、バカ電気食いでもないので
気になる方は普段はコンセントを引っこ抜いておいた方がいいかもね。
□発熱□
タッチパネルのところでやや熱を感じます。
いつ壊れるかわからないのがやや残念。
□この製品の自慢できるところ□
・多チャンネルスピーカーにはない、2chでこそ出せる音質にこだわったところ。
1万円の価格として非常に優秀な音質をもった2chスピーカーだというところ。
デザインに高級感があり、インテリアとしてもクールな製品であるところ
・CPUの使用率がモニタリングできるところ
・USB接続ができるので、オンボードが超絶糞でも、高音質になります
□このスピーカーの残念なところ□
・重低音に弱い、超高音に弱い。オーディオ用途としては非力
・タッチパネルの操作がやや辛いところ
・スピーカー同士が最初から接続されていて、外せないところ
□総評□
現行で発売されていても、何一つ色褪せないデザインと音質だと思います。
操作パネルを、アナログか、もしくは改良すればさらに価値は上がると思います。
また、音のチューニングを行うべく、色々マイナーチェンジすれば
わたしはまた買うと思います。
Z-10愛してるちゅっちゅ
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購入金額
8,980円
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購入日
2012年01月頃
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購入場所
ヤフオク





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