ニコライ・ミャスコフスキー。
チャイコフスキーのような派手なもん好きの私、初心者は（知りません）近寄れなかったです。でもスヴェトラーノフがレコーディングしたということはそれなりに好い曲なんでしょうね？！

チャイコフスキーと比べるとかなり地味で暗い作品ですね。構成力も比べるべくも無いのですが、なんというか独特のデモーニッシュな響きに魅せられてしまいます。

ただ、このお方、旋律のヴァリエーションに乏しくてどの楽章も似たような感じに聴こえてしまう所もあるので指揮者の力量が演奏に大きく反映されてしまいますね。スヴェトラーノフの演奏も悪くは無いのですが、コンドラシンの演奏と比べるといささか安全運転的な所があります。なので聴き応えに格段の差がありますね。