「熊は自分から絶対に人を襲うことはない。そもそも人間に近づかない」
というのが、星野氏やクマ専門家の共通認識のようです。

氏はご自身を「クマの生まれ変わり」というほど、大自然で生きるクマを愛していたのだそうです。
なので、餌でおびき寄せるとか、例えばわざと怒らせて迫力ある画をとるとか、人為的なメディアのやり方ひっくるめて嫌いだったのではないかと思います。

クマに生きたまま連れ去られる時、ずっと助けを求めていたそうです…
「なぜなんだ！？」という思いでいっぱいだったのではないでしょうか。

結果的には、星野氏は確かに、死をもってメッセージを遺されたのだと思います。

私も星野道夫さんは大好きで、
尊敬する写真家のお一人です。
写真展にも足を運んだことがありますが、
星野さんの自然への関わり方や考え方全てが、
写真に表現されていて、とても感動を覚えました。

死の真相は、初めて知りましたが、ショックです。
あんなに自然界を熟知された方がどうして熊に襲われたのか、
とても不可解だったのですが、ご友人たちが調べられたのですね。
あらためて、テレビ関係者の軽率な行動に怒りを覚えます。
生きてらっしゃったら、もっと素晴らしい作品を、たくさん残されたでしょうにね。
本当に悔しいことですね。

もえさん

遅くなってしまい申し訳ありません。コメントありがとうございます。

私は星野さんを知ってまだそう経っていないのですが、
これからもっともっと写真展などに行ってみたいと思っています。


もちろん、この本に書かれていることが全て正しいとは限りませんが、
テレビ局が一切詳細な内容を公表していないことからも、
真実は当たらずしも遠からず、なのかもしれないですね。
本当に、もっともっと長生きしていただきたかったです。
星野さんの死は、重い重いメッセージだと思います。