グレアパネル採用という点は仕事で四六時中眺める画面としてはややマイナスですが、IPSパネル
を採用していながら当時としては安価で、アスペクト比16:10のWUXGA(1,920×1,200ピクセル)
である点が今でも大きなメリットとなっています。
もちろんWindows環境用のモニターとしても十分満足度は高い製品ですが、この製品ならではの
大きな特徴となるのが、非公式ながら水平周波数24.8kHzをサポートしていて、NEC PC-9800
シリーズの標準出力モードに対応可能であるという点です。
実際に、接続しているPC-9821Rv20/N20で動作確認したところ、出力を24.8kHzにした場合には
640×400ピクセルが正しく表示されます。640×400ピクセルもアスペクト比は16:10となるため、
ストレッチしてやることでちょうどきれいにフルスクリーン表示となります。ただし、PC-9821系で
サポートされた31kHzに切り替えた場合には、解像度を640×350と誤認識してしまいますので
注意が必要です。
最新製品と比べると応答速度はやや遅めですが、動きの激しいアクションゲーム等を実行しなけ
れば特に問題にはならないでしょう。
この製品の後、他社からも24インチWUXGAでIPSパネルという比較的安価な製品がいくつか登場
しましたが、HPのZR24wを除き水平周波数24kHzをサポートした製品はなく、その意味では貴重な
製品となっています。
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購入金額
42,800円
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購入日
2009年01月31日
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購入場所
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