兄から聞くと、まだ私が文字すら読めない頃から絵だけ読んでいたそうでw
今でも大好きな本で、60巻揃っていたのが、飛び飛びになった時にもう1セット買い直しました。
おかげで我が家には三国志が2セットあります。
男のロマン溢れる知略武略。
群雄割拠の時代の英雄たちによるシノギの削り合い。
どこを取っても素晴らしすぎます。
それを見事に描いた故横山光輝氏は神様ですね。
1971年から1986年までの15年間続け、ダラダラ感が一切無く、ここまでの完成度を持たせた漫画はそう無いでしょう。
舞台は三国志演義を元にしているようですが、よく比較される吉川英治著の小説「三国志」では諸葛亮孔明が逝去するまでを描かれているのに対し、横山光輝「三国志」は蜀が無くなるまでの期間を描かれています。
この漫画で史上最大の暗君と言われる劉禅のダメっぷりを知った方も多いと思いますw
蜀の武将知将は素晴らしい個性を持っており、本作品では蜀軍視点で描かれています。
そのため、蜀が滅亡する事で話は終わってしまったのでその後がわからないまま、結局どこの国が栄えたのか、統一は果たせたのか、呉は魏と戦ったのか、など気になる事だらけです。
まあ、私個人的にはこの中途半端な感じがその後の想像を掻き立てられ、延々と読み返す事になるのですがw
読んだ事が無い方は是非一度読んで頂きたい作品です。
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購入金額
26,400円
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購入日
不明
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購入場所
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