レビューメディア「ジグソー」

高機能・高性能なマザーボード!


この度は"第2世代インテルCore i7プロセッサー2700K新発売記念 ジグソー速攻レビュー!"プレミアムレビューの機会を賜りまして、誠にありがとうございます。
zigsow株式会社様、インテル株式会社様、アスース・ジャパン株式会社様には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

さて、今回の課題ですが、プレミアムレビュー対象のパーツ(Intel Core i7-2700K、Intel SSD 510 120GB、ASUS P8Z68-V PRO/GEN3)を用いてPCを組み立てた後、Intel Core i7-2700Kのグラフィック機能に対応したソフトを使って、その性能、使用感についてレビューをするというものになります。
パーツが3つに分かれて登録されているので、今回は内容を"PC組立編"、"ベンチマーク編"、"アプリケーション編"の3部に分け、各パーツの紹介の後、それぞれの項目についてレビューしたいと思います。("PC組立編"をマザーボード、"ベンチマーク編"をSSD、"アプリケーション編"をCPUのページで紹介します)

それでは、早速、マザーボードの紹介と"PC組立編"を始めたいと思います。

まず初めに、簡単にマザーボードの紹介をしたいと思います。
今回レビュー対象となったASUS製のマザーボード「P8Z68-V PRO/GEN3」は、ミドルレンジ向けの製品という位置付けになりますが、SATA6.0Gb/sポート、eSATAポート、IEEE1394aポートの実装が充実しており、拡張性も十分に考えられたモデルになります。
又、このシリーズは、PCI Express x16スロット2本がPCI Express 3.0に対応しており、今後の展開を見越した仕様となっています。
他の特徴としては、CPU内蔵GPUとビデオカードのGPUをリアルタイムで切り替えることを可能にする「LucidLogix Virtuテクノロジー」の実装(これにより、ビデオカード搭載時であってもCPU内蔵のIntel Quick Sync Video機能を使用することが可能になります)や、PCの電力消費を一括管理、消費電力を抑える電力管理チップ「EPU」の実装、オーバークロック専用の制御チップ「TPU」の実装等がされており、非常にポテンシャルの高いマザーボードとなっております。
更にこのマザーボード、管理面でも優れており、ハードウェアの情報収集からオーバークロックの制御まで行うことを可能にする集中管理・制御用ツール「AI Suite II」や、グラフィカルなインターフェースの「EFI BIOS」の実装により、初心者であっても安心して管理・設定を行うことが可能になります。
他にも多くの革新的な機能を実装しているので、更に詳細をお知りになりたい方は、コチラのASUSTek Computerのサイトをご覧ください。

【スペック】* ASUSTekのサイトより転載
- Intel Z68チップセット採用
- Intel Core i7/i5/i3 CPU対応
- DDR3メモリ×4枚(最大32GB)対応
- x16スロット×3、x1スロット×2、PCIスロット×2
- SATA 6Gb/s×4、SATA 3Gb/s×4、eSATA 3Gb/s×1
- HDMI、DVI-D、D-Sub 15ピン端子を搭載
- 1000BASE-T×1(定評のあるIntelチップ採用)
- Bluetooth 2.1+EDR無線機能搭載
- USB 3.0×4、USB 2.0×12
- デジタル電源回路「DIGI+ VRM」(12+4フェーズ)搭載
- 消費電力を抑える電力管理チップ「EPU」をオンボード搭載
- 高精度オーバークロックチップ「TPU」をオンボード搭載
- 高機能統合ツール「AI Suite II」を付属
- グラフィカルな高機能BIOS「EFI BIOS」を搭載
- CPU内蔵GPUをオーバークロックする「GPU Boost」ツールを付属
- ATXフォームファクター

【パッケージ①】
黒をベースとしたパッケージ。
実は、今回のレビュー、応募時にはインテル製マザーボード(Intel Z68DB)が予定されていたのですが、急遽、こちらのマザーボードに変更になりました。
個人的には、大歓迎!
変更によって、PCケースのフロントパネルへの内部配線問題が解決されました!

【パッケージ②】
箱を開けたところ。
マザーボードとご対面!

【マザーボード - 全景】
黒地に青のマザーボード。
COOL!

【マザーボード - CPUソケット】
Sandy Bridge対応のIntel CPUソケット、LGA1155。

【マザーボード - メモリスロット】
DDR3メモリ用のスロット。
最大で32GBまで搭載できます。

【マザーボード - 拡張スロット】
各種ボード用拡張スロット。
x16 PCI Expressスロット×3、x1 PCI Expressスロット×2、PCIスロット×2の計7スロットが実装されています。

【マザーボード - SATA】
SATAコネクタ。
SATA6.0Gb/sコネクタ×4、SATA3.0Gb/sコネクタ×4の計8つのコネクタが実装されています。
グレーのSATA6.0Gb/sコネクタでは、Intel Rapid Storage Technologyを使用してRAID0、1、5、10の環境を構築することが可能です。

【マザーボード - バックパネルコネクタ】
パックパネルコネクタ。
バックパネルには、左側からUSB2.0ポート×6、Bluetoothモジュール×1、eSATAポート×1、S/PDIFポート×1、HDMIポート×1、VGAポート×1、DVI-Dポート×1、Ethernetポート×1、USB3.0ポート×2、Audio I/Oポート×6が実装されています。

【付属品①】
左側上段から、USB3.0ブラケット×1、SATA6.0Gb/sケーブル×2、SATA3.0Gb/sケーブル×2、SLIブリッジコネクタ×1、I/Oパネル×1、Q-Connector Kit×1が同梱されています。

【付属品②】
上側から、クイックマニュアル×1、ユーザーマニュアル×1、サポートDVD×1が同梱されています。


いよいよPCを組み立てて行きたいと思います。
まず、今回のレビュー対象品ともなっているCPUとSSDは、以下の通り。

【CPU】


【SSD】


レビュー用に購入したパーツは以下の通り。

【PCケース】


【電源ユニット】


【メモリ】


【BDドライブ】


【HDMIケーブル】


【HDMI-DVI変換ケーブル】


今回購入した訳ではないけれど、準備したパーツ、組み立てに使用したツール、ディスプレイは以下の通り。

【HDD】


【精密ドライバー】


【静電気防止リストバンド】


【ディスプレイ①】


【ディスプレイ②】



電源ユニットを挟んで固定する為のプレートに付いているネジを外します。

電源ユニットをPCケースの所定の場所に設置したら、先程外したプレートで固定し、ネジを止めます。


各種ドライブを取り付けて行きます。
【BD】
PCケースの5インチベイに付いているカバーを外し、BDを挿入、固定します。

【SSD】
SSDは2.5インチサイズなので、3.5インチシャドウベイに取り付ける為に、付属のマウンタを取り付けます。
固定する為には、写真の通り、4か所をネジ止めします。

マウンタを取り付けたら、PCケース付属のアタッチメントに取り付けます。
固定する為には、写真の箇所に付いているピンをマウンタの固定穴に差し込みます。

PCケースの3.5インチシャドウベイに挿入、固定します。

【HDD】
HDDをPCケース付属のアタッチメントに取り付けます。

PCケースの3.5インチシャドウベイに挿入、固定します。


マザーボードのCPUソケットにCPUを取り付けて行きます。
まず、CPUソケットに付いているハンドルを外します。

ハンドルを外したら、金属製のカバーと一緒に、上に持ち上げます。

金属製のカバーを外したら、CPUソケットに付いているプラスチック製の保護カバーを外します。

プラスチック製の保護カバーを外したら、CPUソケットにCPUを載せます。(設置の際、取付方向に気を付けてください)

CPUを設置したら、金属製のカバーとハンドルを元の位置に戻し、CPUを固定します。

次にCPUクーラーを取り付けますが、今回は、CPU付属のリテールクーラーを使用します。
リテールクーラーには、予め性能の良いグリスが塗ってあるので、別売りのグリスを購入する必要はありません。

リテールクーラーに付いている足を、マザーボード上に開いている穴にカチッという音がするまで押し込みます。
又、CPUファンの電源コードを、コネクタに接続します。


I/Oパネルを、PCケース背面の所定の位置に嵌め込みます。

マザーボードをPCケースに取り付けます。
その際、PCケースに付いている突起(青丸で囲んだ箇所)にマザーボード中心の穴を合わせ、基準とします。
設置場所が確定したら、残りの穴(赤丸で囲んだ箇所)をネジで止めます。


メモリを取り付けます。
今回はフルに4スロット使用しますが、1枚の場合はDIMM_A2を、2枚の場合はDIMM_A2とDIMM_B2を使用することを推奨されています。


各種ケーブルを取り付けて行きます。
【電源用ケーブル】
24ピンEATXPWRコネクタと8ピンEATX12Vコネクタを接続します。
今回使用する電源ユニットは、フルモジュラー式のコネクタを採用している為、電源ユニット側の所定の位置にも接続する必要があります。
その分、不必要な電源用ケーブルを排除出来るので、すっきりとした配線が可能です。


【SATA用ケーブル】
内部コネクタにSATA用ケーブルを接続します。
ドライブ側にも配線することを忘れずに。

【フロントパネル用各種ケーブル】
上側から、フロントパネルのオーディオコネクタ用ケーブル、USB2.0用ケーブル、IEEE1394用ケーブル、システムパネル用ケーブルを接続します。(全て、PCケースに付属しています)
システムパネル用ケーブルを接続する際には、付属のQ-Connector Kitを使用することで、非常に楽に接続することが可能になります。

【USB3.0用ケーブル】
付属のケーブルを使用して内部コネクタと接続します。
今回は、フロントパネルのUSB3.0ポートと接続したかった為、ブラケットを外し、ケース内部で接続することとしました。


完成!

ケース前面。
全てのケーブルを背面に送った為、非常にすっきりとした配線になったと思います。

ケース背面。
裏配線を行って分かったのですが、このPCケース、背面の配線スペースが非常に狭いです。(泣)
あと1cm程余裕があれば、配線も楽になると思うのですが。。(結構、同じ感想をお持ちの方が多いみたいですね)
電源用ケーブルの曲げが一番きつかったですね。
苦労の甲斐あって、浮きも無く、何とかスペース内に納めることが出来ましたが。(自画自賛、笑)


最後にBIOSのアップデートを行います。
納品時のバージョンは0301でしたが、最新版の0402がリリースされているということもあり、アップデートをすることに。
ASUSのマザーボードの場合、幾つかアップデートの方法があるのですが、今回は、BIOS上で用意されているASUS EZ Flash 2というツールを使用することにしました。
まず、最新のBIOSファイルをASUSのサイト
からダウンロードし、予めUSBフラッシュメモリに保存しておきます。(サイト上には圧縮された状態で置いてあるので、USBフラッシュメモリには、解凍して保存しておきます)
次に、POSTが走っている間に「delete」キーを押し、BIOSの設定モードに入ります。
EZ Modeが立ち上がるので、右上の「Exit/Advance Mode」をクリックします。

選択肢が表示されたら、「Advance Mode」をクリックします。

Advance Modeに切り替わったら、右上の「Tool」をクリックします。
又、この画面では、BIOSのバージョンが0301であることが確認できます。(青の下線箇所)

一番上に表示されているASUS EZ Flash 2 Utilityをクリックします。

ASUS EZ Flash 2 Utilityのツール画面では、USBフラッシュメモリに保存されているBIOSファイルを確認することが出来ますので、バージョン0402のファイルを選択しクリックします。

ファイル読み込み確認のダイアログが表示されますので、「OK」をクリックします。

再度、アップデート確認のダイアログが表示されますので、「OK」をクリックします。

アップデート完了後、ダイアログが表示されますので、「OK」をクリックします。

BIOSのバージョンが0402にアップデートされたことを確認します。(青の下線箇所)

これにてBIOSのアップデートは完了です。
この後、OSのインストール、付属のサポートDVDからドライバのインストールを行い完成です。(今回もWindows 7 Ultimate 64bit 英語版をインストールしました。日本語のインターフェースは、どうにも使い難くて。。)

ASUSのマザーボードって優等生的なイメージがあるんですが、こちらの製品も同様の感想ですね。
変なクセが無くて、非常に素直な感じ。
使い始めて間も無いですが。。
組み立てもし易いですし、パーツとの相性問題も出難い製品のような気がします。(運が良いだけ?笑)
この製品はお勧めですね。

ちなみに、今回、組み立てを行って、一番番評価を落としたのはPCケースでした。
CORSAIRのケース、デザインに関しては言うことは無いんですが、幾つか改善の余地がありますね。

① 裏配線用のスペースが狭い!
うまく配線ルートを考えないとパネルが閉まらなくなります。
② ファンの音がうるさい!
CoolerMasterのCM690 II Plusと比較すると、その差は一目瞭然です。
又、ケース付属のファンコントローラー(3段階に可変)も安っぽく、性能もいまいちですね。
③ 埃が入りやすい!
ケース上部のメッシュ部分は、開口が大きくフィルターも設置されていないので、PCが稼働していない時は、かなり埃が入りやすいです。

少しでも同ケースの購入を検討されている方の参考になれば幸いです。(デザインは良いですよ!笑)

コメント (8)

  • makibisiさん

    2011/12/22

    レビューお疲れ様です!^^

    ASUSのマザーいいですねー><
    ひさびさに、ASUSで組みたくなってきました。w
  • kazさん

    2011/12/22

    makibisiさん、コメントありがとうございます!

    ASUS、良いですね。(^^)
    クセのない、とても素直なマザーだと思います。

    久しぶりに組んだんですが、もう一台組みたくなっちゃいました。(^^)
  • 愛生さん

    2011/12/26

    レビュー、お疲れ様です!

    あれ?このケースって、SSDは直接マウント出来ると思うのですが・・・

    CC600Tと同じギミックのハズですし。
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