芋人に私もなりたい
屋上緑化が一時期やたら流行りました。その目的はヒートアイランド現象抑止のためだったようなのですが現在は「耕作放棄地化」してしまっているのだとか。いやいや、それはダメでしょ!と、その耕作放棄地になってしまった屋上でサツマイモを作らせてもらい、そのサツマイモで焼酎を作る!というプロジェクトを立ち上げ、実際に作ってしまった焼酎(限定1200本)ということです。
単に緑のものを育てるのではなくて、実が収穫できる芋っていうのがいいですね。
やっぱりご褒美があると楽しいですよね。
こういうの私も好きです。銀座で勤めていたら参加させてほしかったくらいです。
力作の芋焼酎はその銀座のビルをモチーフに作られたのかなと思われる箱に入っていました。
この箱のデザインもとても楽しいですね。
「銀座芋人」は2016年のグッドデザイン賞も受賞されたそうです。
ロゴも「芋人」って書いてあるとは思えないほど格好いいです。
素敵な包装紙に包まれていました。
開けてみると実はこれはポスターのようになっています。
どういう風にこの芋焼酎が作られているかを説明しています。
そして参加している団体の方々一人一人のお名前が書いてありました。
いいですね!
瓶もかっこいいですね。
今はまだ銀座で作られた芋はこの焼酎の原料のうちの10%ということなのですが今後はその割合を増やしていき、また、製造本数も増やすのが目標だということです。
なお、残りの90%の芋は福岡の福祉作業所の皆さんが作ったものということでした。
それもいいですね。
この芋人には楽しいサイドストーリーがあって一人一人の物語が詰まっていそうなところも
すごく楽しいですね。
楽しい背景のある焼酎、頂いてみたいと思います。
オンザロック!
おススメの飲み方第一位は【オンザロック】
芋焼酎ならではの甘味があって、なかなかおいしいです。
ただ、味に荒々しさがあるので少しクセがあるかなという印象でした。
お気に入りのグラスで頂くとより一層、銀座芋人の焼酎がきれいに見えます。
第二位【水割り】
香りがオンザロックより感じられる飲み方だと思いました。
うまい。クセも含めて私はこの焼酎結構好きです。
第三位【ガラナ割りなど甘めの炭酸で割る】
手持ちにあったのがガラナ飲料だったのでガラナで割ってみました。
ガラナはちょっとそれ自体の風味が強すぎてこの銀座芋人で飲むのは芋人の人々に申し訳なかったかなとも思いますが…
甘めの炭酸で割ってもおいしく頂けました。
この他、辛口タイプのジンジャーエールなどで割ってもおいしそうですし、単なる炭酸で割って飲むのも楽しそうだなと思いました。レモンを添えてもおいしそう。ああ、まだまだ試したい。
味がハッキリした食べものにはかなり合わせやすい
いろいろなメニューとともに頂いてみましたが、特にこれと合わないというのがないオールラウンダーな芋焼酎だと思いました。
その中でもおいしかったのは
第一位【きつねそば】
麺がしっかりしているへぎ蕎麦の乾麺を使ったきつね蕎麦と一緒にオンザロックの銀座芋人を頂きました。独特の荒々しさが中和されこの焼酎の持つ、うま味が顔を出してきて食欲を刺激します。
第二位【栗の渋皮煮】
この渋皮煮、最後の仕上げに風味付けとして銀座芋人を使わせていただきました。
うま~!!やはりオンザロックの銀座芋人と一緒に頂きました。芋焼酎の香りがダブルで楽しめて幸せな気持ちになります。
栗仕事のシーズンですが、渋皮煮の風味づけに銀座芋人使ってみませんか?超絶おいしい渋皮煮になりますよ。
第三位【たこ焼き】
チーズ入りのたこ焼きと一緒にオンザロックで頂きました。(たこ焼き焼くのに夢中で写真を撮りそびれました)ソースをかけたこってりしたたこ焼きと銀座芋人を合わせると芋焼酎の甘みが引き立ちます。
この銀座芋人は食事の邪魔をせず、相乗効果で食欲もわき、お酒もおいしく頂けるお酒のように思いました。お酒単体で飲むよりも食事と一緒に飲むのがオススメです。
多少荒々しさがある芋焼酎です。今後は荒々しさが取れ、香りも楽しめるような、もっと洗練された味わいに育っていってくれたらいいなと大いに期待しています。楽しいコンセプトが満載のお酒、銀座(東京)土産にもピッタリですね。
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