レビューメディア「ジグソー」

(プレミアレビュー)点の記録から線・面の記録に変えよう?!(5/19更新終了)

株式会社アイ・オー・データ機器様、Zigsowご関係者様、このたびはプレミアレビューの機会を与えていただきましてありがとうございます。
頑張ります!

プレミアレビュー応募時のコメント要旨は以下のとおり。
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今までの記録は、写真と動画だけでしたが、これからは位置情報を加えることによって、新たな軸が加わると思っています。
どういうルートで散策したのか。この情報を将来にもっていくことにより、数年後、成長した子供たちと同じ地を訪れたときに思いでも運べることになります。
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さて、まずは宅急便で届いた箱から。
当然ですが、I-Oデータの箱に入っています。



中の緩衝材もしっかり。


製品の入っている箱。
かなりポップな感じ。(20代30代女性の購入者を意識しているのでしょうか。ファミリー層を意識している箱ではない印象です。)


マジックテープが右肩についており、そこを開くと利用しているイメージが説明されています。



マジックテープは、便利だと思います。これって、すでに一般的に商品に使っているんでしょうか。
心配な点としては、売り場でいろんなお客さんが開けたり閉じたりすると思います。
商品を手に取る人のうち、どれだけがこの商品を購入するかはわかりませんが、マジックテープがダメになっちゃって、商品の返品とかが起きないか心配です。
マジックテープは商品の性能に一切関係ないですが、それでもクレームとか入りそう。。。もちろん検討済みだとは思いますが、、、いいアイディアだと思った一方、ちょっとネガティブな妄想が出ちゃいました。

さて、箱を開けてみます。中身はこのような感じ。



本製品、USBケーブル(A⇔mini Bタイプ)、旅レコTMプレーヤー用Software Product Keyシール、クイックガイド、取扱説明書、保証書、単3アルカリ乾電池、フック、本体用着せ替えシール

旅レコ本体の大きさはこんなイメージ。(私の手は成人男性としては、小さめです。手の付け根から中指の先までは17.5cm。ご自身の手を比べてみてください。)




定規のデザインや私の手への突っ込みは勘弁してください(汗)

本体を持った感じは、ちょっとスキーのストックのグリップと似ている。
野球のバットと同じくらいの太さですかね。持ちやすい感じです。


5/14(土)
いよいよ本体に電源を入れます。まずは電池を入れないと。


ふたを開けます。


電池を入れます。


それでえふたを閉じます。閉じます。



片手で電池のふたを閉めてみようと試みたんですが、、、できませんでした。
別に不器用なわけではありません。(自称ですが、、、)
ゴムと電池の接続金具のバランスの問題なのか、うまく押さえられないのです。。
プラスとマイナスが逆なら、収まりがよくなるように思うんですが、どうでしょうかね?I-Oデータさん。

電源を入れます!スイッチ オン! カチッ。


電源を入れると液晶に「衛星探索中」と表示されます。
取扱説明書では「3~10分ほどかかる場合があります」と記載されていますが、そのとおり。
6分かかりました。(室内だったためかもしれません。屋外で、遮蔽物がなければ、もっと早く完了するかもしれません。あとで調べてみます。)


時間がかかりそうなので、窓際においてみる。


受信完了して、記録が同時にスタートします。



続いてPCに旅レコプレーヤーをインストール。
取扱説明書のとおり進めます。(取扱説明書のとおり進みました。)
この中で注意すべきところは、

Lunch the CP210x VCP Driver Installer.  にチェックを入れること。
これは取扱説明書でも「!注意!」となっています。気をつけましょう。



淡々と進めます。でも、systemを探しに行かれると、ドキドキします。。。


完了。よかった。。


PCの再起動が必要になります。


簡単に室内の記録をとっていたので、PCにデータをテストとして取り込んでみます。
本体にケーブルセット。


PCにセット。


プレーヤーを起動。


ログを読み込んでみる。


写真は撮っていないので、軌跡だけを読み込んでみる。(いや、家から動いてないんですけどね、、、)





地図に、軌跡が表示される。。。表示される。。。表示される。。。
えーーーーー、なぜ????


動いた軌跡が残っている。。。



試しに2階と1階を動いた記録を見てみる。高度表示、速度表示できるのは嬉しいなぁ。
でも、こんなに高度移動はしていない。我が家は、、、どんだけ高層住宅なんだww


室内なので、感度が悪いことが予想されます。
あと、記録の頻度を上げるために、機器設定画面をいじってみようと思います。


1秒後との更新にしてみる。これでどうなるんだろ。


設定を更新する。


とりあえず、ここまで。

本体に付属のカラビナをつけておきます。カラビナって、あるとホントに便利ですからね。


5/16(日)
先輩の引越しを手伝いつつ、TESTしてみました。

先輩の新居は高輪台。(贅沢なところに住むので、晒しても良いだろう。ふふふ。細かくはわかんないですしね。)
そこから船橋のIKEAに棚を買いに行きました。
っで、そこからまた高輪台に戻るというルートで、お試しです。さて、どうなったか?

変なところにあるカメラマークは気にしない
変なところにあるカメラマークは気にしない

ルートをアップでup
ルートをアップでup

カメラマークにマウスを持っていくと・・・
カメラマークにマウスを持っていくと・・・

日時、スタートからの時間、速度(!)、高度、気圧(?)、経度、緯度が表示される。
スピード違反したら、捕まるのか。気をつけましょう。皆さん、安全運転を!!

表示を航空写真に変えることもできます。
表示を航空写真に変えることもできます。

写真の追加もできるのか、test。
写真の追加もできるのか、test。

ルートを選択すると、軌跡のプロパティがでます。
ルートを選択すると、軌跡のプロパティがでます。

カメラマークをクリックすると、画像が出てきます。
カメラマークをクリックすると、画像が出てきます。

助手席の先輩が撮影。運転手による運転中の撮影はダメですよ~。
マウスをカメラ位置に持っていくと、先ほどのGPS情報も表示されます。
マウスをカメラ位置に持っていくと、先ほどのGPS情報も表示されます。

でも、画像とかぶって、邪魔。。画像を移動することができないので、邪魔。
ここはソフト的になんとかして欲しいなぁ。
橋の上を通過している!ぴったり!
橋の上を通過している!ぴったり!

なんか、赤いルート(往路)が、、、どこへいく??
なんか、赤いルート(往路)が、、、どこへいく??

あっち行って、こっち行って、、、
あっち行って、こっち行って、、、

水の中から、スカイツリーを臨む!んな、バカなww
水の中から、スカイツリーを臨む!んな、バカなww

最初に自宅に居るだけで、本機を動かしたときと同じく、GPS情報を間違えることがあるので、こういった謎の行動を軌跡として残しちゃうんですね。精度の問題ですが、カーナビでもよくあることですね。

撮影場所が近いところは、同一地点として表示されます。
撮影場所が近いところは、同一地点として表示されます。


撮影データも表示することは可能。
撮影データも表示することは可能。


高度と速度表示。
高度と速度表示。

ちょっと、ちょっと!80km/hオーバーはしていないって。。
ちょっと、ちょっと!80km/hオーバーはしていないって。。

速度表示が出てくるって言うことで、スピードは気にしながら運転しました。
70km/hを超えないように運転していました。(捕まるし。。)
でも、結果はご覧のとおり。これは機械の精度の問題なので、大体で捉えるしかないのかな。
あとは、高度。一番高いところはレンボーブリッジの52m(Wikipedia情報)のはずなんだけど、、、
最高到達点は400mを越えております。。どんだけ、急峻な道を登ったんだか。。

細かい所を言ったらキリがありませんが、、、
これまでは、画像の情報しか残せなかった(カメラで)ところに、GPS情報を付加して、ルートを楽しめるようになるのは、楽しいものですね。楽しいからこそ、精度に文句をつけているって言うところなんでしょうか。
IKEAから戻って、このルートと写真を重ねたデータを見て、2人で楽しみました。(本レビューのために、再度画面の写真を取り直したりしていますが。。)

うん、面白いぞ!!

っで、ルートの修正を「軌跡エディタ」でしてみる。
基点をドラッグアンドドロップで移動
基点をドラッグアンドドロップで移動

ぬぉ、真っ白な画面だぜ!そりゃそうか。たんなる軌跡を緯度経度情報を元に地図に落としているだけだから。
でも、地図を目安にルート修正したいんですけど、、、真っ白って、、、難しい。。。
うぃーんって、動かします。
うぃーんって、動かします。

っで、修正すると、こんな感じ。After
っで、修正すると、こんな感じ。After

Before
Before


これで、改竄終了!
でも、カメラ情報が、、、そのまま残っている。。。海にカメラが残っています。。。これは、写真の再取り込みをすれば、消えるのかなぁ。。
これを試してみたところ、なんでもいいので、写真を1枚取り込みに行くと、再度時間をキーにGPS情報と画像情報を結び付けてくれるので、ルート上にカメラアイコンが載りました。
えーっと、改竄できる、、、もとい、修正できるってことですね。
ただ、修正画面は、白地図は、、、難しいなぁ。。。なにか目安が無いと、、、どうでしょうか??

【いいところ】
・気軽に使える。本機のスイッチを入れて、あとは写真を撮るだけ。
・写真との記録だけではなく、最近流行のジョガー(ジョギング愛好家)達の記録に使える。
※いいところとして思いつくのはコレくらい。
  少ないかもしれないが、これは、本機が「気軽」に使える証拠!
  使っていることを忘れる→自然である証拠なので、いいと思います!


【悪いところ】
・大きい。単三電池の大きさ分、大きい。充電電池にできないのか?本体充電でもいい。
・スイッチを入れてから、GPS受信完了するまで、数分かかる。
・ホールドボタンが無い。スイッチを入れて起動中に、バック内でボタンを押してしまったら、記録がストップしてしまう可能性がある。ホールド機能は必要なのではないか?
 →ボタンをちゃんと押さないと反応しない作りですが、それでも不安。
・使っていることを忘れてしまいそうなので、付けっぱなしにして、電池消耗、データ上書きしまくりになりそう。(いいことの裏返し)
・カメラの時間情報が間違っていると、データ結合できない。
 本機で記録しているもの:GPSからの位置情報、時刻
 カメラで記録しているもの:画像、時刻
  旅レコプレーヤーでは、この2つの情報を、「時刻」をキーにして接続している。
  つまり、キーになる「時刻」の情報が間違っていると、データ結合ができなくなる。
  本機はGPSから時刻情報を得るので、正確なものを得られる。
  しかし、カメラは、そうはいかない。。。本機を起動させると、時刻をmodeから確認することができる。
  この画面を、起動直後に表示させれば、カメラとの時刻あわせを容易に、確実におこなうようになるのではないか。
  なんにせよ、カメラの時刻情報と本機の時刻情報が違っていると、、、悲しくなる。。。
  
【雑感】勝手に思ったこと。本機のターゲット・・・
・これからのデジカメにはGPS内蔵してしまうと、本機の意義が薄れてしまう。
 →実際、iPhone等にはGPSが内蔵されている。あとは、ルートの記録をout putできるようにしてしまうと、本機を持つ必要性がなくなってしまう。
 →これからの3万円以下のコンデジには、GPS機能が付いてきて、本機の機能が盛り込まれてしまう可能性は大。
 →デジ一の新しいものには、搭載されてしまうかもしれない。
 →デジカメだけではなく、ビデオにも搭載することは、技術的には可能。(なはず)

じゃぁ、本機は、誰をターゲットにしたらいいのだろうか?
①子供
②学生
③20,30代女性
④20,30代男性
⑤家族層
⑥子供が独立した層
⑦高齢者層
(漏れている層は、気にしない。。)

①:ナシ:カメラを携帯しているわけじゃないので、利用することはほとんどない。GPS機能だけを見ると、携帯電話の「今どこサーチ」のように、リアルタイムでGPSデータを送信しているのであれば、有用だが、本機はPC接続してデータを吸い上げるので、この層はターゲット外。
②:ナシ:携帯電話のカメラ機能で充分対応する。
③:ナシ:I-O data社では、ここをターゲットにしているように思う(パッケージなど)が、ここは購買層とはならないのではないかと考える。女性の荷物は実際、多い。しかし、携行するバックは小さい。っで、旅レコは、実際、まぁーまぁー大きい。かさばる。かばんにカラビナを付けてくれるとは思えない。それと、この層は、旅行に行くときに、2,3万のコンデジを購入していることが予想される。そして、購入サイクルも比較的早いだろう。次期コンデジにはGPSを標準搭載していると思われるので、ここをターゲットにするのは苦しい。
④:アリ:男性の荷物量から見たら、旅レコをつけることは苦にならない。カラビナをバックにつけたり、パンツのベルトとおしにつけることも可能。実は、女性よりも、男性の方が購入するのではないだろうか。
⑤:アリ:一番記録を残す層。点での記録収集から、線、面での記録収集ができると思い出の幅が格段に広がる。また、多くの写真を撮影したときの悩みとしては、その記録を整理することにあるが、軌跡とリンクして記録できるのであれば、整理もしやすくなるので、評価される層になるだろう。
⑥:ナシ:軌跡の利用の目的が分からない。あまり評価されないように思う。
⑦:ナシ:そもそも、出かけるときにスイッチを入れることを面倒がるのではないか。ただし、孫と写真をとった場所の記録を残せることは評価されるようにも思う。

僕の結論は本命⑤家族層、対抗④20,30代男性 である。

ここで、コンデジ所有者にフォーカスをしているが、実は、デジ一所有者が影のターゲットなのではないかと思っている。
前述のとおり、新しいデジ一にはGPS機能(軌跡管理)を搭載することは、今後出てくると思われる。(GPSデータだけ記録するものであればもう数年前から存在はしている。)
今後、その機能が搭載されたデジ一所有者を、本機の対象者とするのは、難しい。
では、誰をターゲットにするかというと、すでにデジ一を所有している人です。
デジ一は、そうそう一般庶民(自分を含む)は、買い替えをすることはできません。
高性能になればなるほど、買い替えはしないようになる。(レンズは買うけども)
そうなると、ここをターゲットに加えるのは、有用であると強く思う。

個人的な思いが強いかもしれませんが、デジ一所有者をターゲットとするのであれば、ケース、本体をポップな感じから、機能性を感じるようなデザインへすることも有りなのではないかと思う。(素人の勝手な意見ですみません。)


個人的には、本機、これから長く使っていきたいと思いました。

そんなこんなで、つたないレビューかもしれませんが、非常に楽しく使用させていただきました。
アーンド、これからも使って行きたいなぁって思っています。
その際に、気になることがあれば、また追記なり、日記なりで書きたいと思います。

つたない文章を読んでいただき、ありがとうございました!!

34人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (8)

  • N-DRさん

    2011/05/12

    私も過去何度かやりました。まだ途中なのに非公開が公開に(笑)

    プレビューやったあとにまた戻ると公開にチェックが入るんですよね。。

    気になる製品なので、今後の更新楽しみにしてます♪
  • aoidiskさん

    2011/05/12

    『位置情報を加えることによって、新たな軸が加わると思っています。』

    同感です。

    楽しみにしています。
  • makihibikiさん

    2011/05/12

    >N-DRさん
    コメントありがとうございます。
    現状までの写真をupしようとして、いったん保存したら、公開になってしまいました。
    楽しんでいただけるよう、更新していきたいと思います。
    よろしくお願いいたします。
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